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09月27日-委員長報告・討論・採決-06号

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  1. 蓮田市議会 2019-09-27
    09月27日-委員長報告・討論・採決-06号


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    令和 元年  9月 定例会          令和元年9月蓮田市議会定例会 第31日令和元年9月27日(金曜日) 議 事 日 程(第6号)   1 開  議 午前9時   2 各常任委員会の審査結果報告(文書)   3 議案第44号~議案第72号の一括上程   4 各常任委員長審査経過報告(口頭)      総 務 委 員 長  菊 池 義 人 議員      民 生 文教委員長  高 橋 健一郎 議員      建 設 経済委員長  木佐木 照 男 議員   5 各常任委員長の報告に対する質疑   6 討  論   7 採  決   8 特定事件の閉会中継続審査申し出の報告   9 特定事件の継続審査決定  10 市長の挨拶  11 閉  会午前9時57分開議 出席議員(20名)   1番  湯  谷  百 合 子  議員     2番  福  田  聖  次  議員   3番  高  橋  健 一 郎  議員     4番  山  田  孝  夫  議員   5番  鈴  木  貴 美 子  議員     6番  近  藤  純  枝  議員   7番  関  根  香  織  議員     8番  山  田  慎 太 郎  議員   9番  北  角  嘉  幸  議員    10番  木 佐 木  照  男  議員  11番  秦     邦  雄  議員    12番  菊  池  義  人  議員  13番  勝  浦     敦  議員    14番  森     伊 久 磨  議員  15番  齋  藤  昌  司  議員    16番  中  野  政  廣  議員  17番  石  川  誠  司  議員    18番  栗  原     勇  議員  19番  榎  本  菜  保  議員    20番  船  橋  由 貴 子  議員 欠席議員(なし) 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  中  野  和  信  市     長    新  井     勉  副  市  長  西  山  通  夫  教  育  長    山  田  勝  利  総 合 政策部長  吉  澤  正  剛  総 務 部 長    折  原  宏  道  環 境 経済部長  猿  田  孝  二  健 康 福祉部長    関  根  守  男  都 市 整備部長  細  井  満  浩  都市整備部参事    竹  澤  立  也  都市整備部参事  山  崎     隆  上 下 水道部長    中  野  敦  一  会 計 管 理 者  毒  島  正  明  監 査 委 員    高  橋  良  一  学 校 教育部長              事 務 局 長 兼              選挙管理委員会              事 務 局 長  町  田  一  幸  生 涯 学習部長    齋  藤  交  司  消  防  長 事務局職員出席者  宮  野  俊  彦  事 務 局 長    小  山     猛  次     長  進  藤  満  雄  主     幹    吉  田  孝  宏  副  主  幹  中  野  泰  孝  主     査 △開議の宣告                   (午前 9時57分) ○中野政廣議長 ただいまから、本日の会議を開きます。 △緊急質問について ○中野政廣議長 この際、お諮りいたします。  9番 北角嘉幸議員から緊急質問の通告があります。緊急質問に同意のうえ、日程に追加し、発言を許可することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」「異議あり」と言う人あり〕 ○中野政廣議長 ご異議がありますので、起立により採決いたします。  本緊急質問に賛成の議員の起立を求めます。          〔起立少数〕 ○中野政廣議長 起立少数であります。  よって、緊急質問を認めないことに決定いたしました。  会議を続行いたします。 △各常任委員会の審査結果報告 ○中野政廣議長 各常任委員長から、審査結果について、それぞれ報告書の提出がありましたので、お手元に配布しておきましたから、ご了承願います。 △議案第44号~議案第72号の一括上程 ○中野政廣議長 本定例会に市長から提出された議案第44号ないし議案第72号を一括して議題といたします。 △各常任委員長審査経過報告中野政廣議長 これより各常任委員長から、審査の経過について、順次報告を求めます。  総務委員長 菊池義人議員          〔総務委員長 菊池義人議員登壇〕 ◎総務委員長菊池義人議員) 皆様、おはようございます。12番、菊池義人です。議長のお許しをいただきましたので、総務委員会における審査結果の概要についてご報告申し上げます。  本委員会に付託されました案件は、分割付託事項を含む議案7件であります。以下、審査の過程で論議のありました主なものについて申し上げます。  初めに、議案第44号「専決処分の承認を求めることについて」につきまして申し上げます。「ポスター掲示場借上謝礼について、掲示場所の数と土地を借りて謝礼を払っている人数は」との質疑に対し、「掲示場所は127箇所で、土地を借りて謝礼をお支払いしている人数は30名です。なお、公共施設等については謝礼はありません」との答弁がありました。  次に、議案第45号「蓮田市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例」につきまして申し上げます。「氏に変更があった者の旧氏の住民票への記載ができるとのことだが、複数の旧氏がある場合には、希望した氏を記載できるのか」との質疑に対し、「初めて旧氏を登録する場合は、旧氏の中から1つを任意に選ぶことができます」との答弁がありました。  次に、議案第46号「蓮田市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」につきましては、執行部の説明をもって了承いたしました。  次に、議案第47号「蓮田市税条例の一部を改正する条例」につきまして申し上げます。「令和2年度分及び令和3年度分の軽自動車税の種別割について、電気自動車等の75%軽減は幾らになるのか」との質疑に対し、「3輪の軽自動車は3,900円が1,000円に、4輪の乗用の営業用軽自動車は6,900円が1,800円に、4輪の乗用の自家用軽自動車は1万800円が2,700円に、4輪の貨物用の営業用軽自動車は3,800円が1,000円に、4輪の貨物用の自家用軽自動車は5,000円が1,300円になり、おおむね75%軽減されます」との答弁がありました。  次に、議案第48号「蓮田市手数料条例の一部を改正する条例」につきまして申し上げます。「浮き屋根式特定屋外タンク貯蔵所及び浮き蓋付特定屋外タンク貯蔵所の設置の許可申請審査手数料は、消費税の税率変更に伴う増額になるとのことだが、蓮田市内に対象となる施設はあるのか」との質疑に対して、「現時点で対象となる施設はありません」との答弁がありました。  次に、議案第56号「令和元年度蓮田市一般会計補正予算(第3号)」の分割付託事項につきまして申し上げます。まず、総合政策部所管事項では、財政課の関係で財政調整基金積立金について、法定の積立額及び任意の積立額はそれぞれ幾らか。また、基金の残高及び標準財政規模に対する割合は何%となるのか」との質疑に対し、「積立金は、決算剰余金の2分の1を下らない額である3億4,354万8,500円に、任意で積立てる9,245万1,500円を加えた4億3,600万円を予算計上しています。基金の残高は14億4,308万7,000円で、標準財政規模に対する割合は約11%となります」との答弁がありました。  次に、政策調整課の関係で、「個人番号カード活用推進事業の需用費について、チラシを作成するとのことだが、どのように配布及び周知するのか」との質疑に対し、広報紙の配布にあわせて配布するとともに、窓口でのポスター等の掲示や市のホームページでの周知を考えております」との答弁がありました。  次に、総務部所管事項では、庶務課の関係で、「備品購入費の電話機の購入については、故障等により使用に支障があるとのことだが、どのくらいの期間使用しているのか」との質疑に対し、「現庁舎の開庁当初から使用していますので、30年以上となります」との答弁がありました。  次に、消防本部所管事項では、「備品購入費の軽可搬式ポンプは、現場での使用を想定しているか」との質疑に対し、「現時点では、現場での使用は想定しておらず、軽可搬式ポンプ競技大会への出場や自主防災組織等での啓発活動を想定しています」との答弁がありました。  続いて、決算認定議案について申し上げます。議案第46号「平成30年度蓮田市一般会計歳入歳出決算認定について」の分割付託事項につきましては、予算の執行が法令に基づき合理的、能率的及び効果的に執行されたかを主眼として審査を行いました。その結果、来年度の予算編成に向けて、改善あるいは検討すべき事項として、次の点について、指摘・要望するものです。  1、はすぴぃと他のキャラクターのコラボレーションなどを引き続き行い、蓮田市の認知度向上に努めること。  2、災害時に井戸水を有効活用できるよう検討するとともに、発電機などの機材の拡充をすること。  3、災害時用簡易トイレの備蓄についての予算要求を適切に行うこと。  4、避難行動要支援者名簿を有効活用するための計画を立てて、自治会と緊密に連携を図ること。  5、検査業務については丁寧な検査を堅持すること。  6、職員駐車場の使用に関しては、関係課との連携を図り、職員の利便性を高められるよう検討すること。  7、滞納処分の停止を適正に運用し、関係各課と連携した生活困窮者の生活再建のための支援にも引き続き配慮すること。  8、投票証明書の作成を工夫するなど、子どもや有権者が選挙を身近に感じられる取り組みをすること。  以上、申し上げてまいりました審査経過を踏まえ、本委員会に付託されました議案7件について採決をしたところ、議案第44号につきましては、総員をもって承認すべきものと決し、また議案第45号ないし議案47号につきましては、総員をもって、議案第48号及び議案第56号の分割付託事項につきましては、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  また、議案第64号の分割付託事項につきましては、賛成多数をもって認定すべきものと決しました。  以上で、本委員会の報告を終わらせていただきます。  たびたびすみません。訂正をさせていただきます。  議案第56号の令和元年度蓮田市一般会計補正予算(第3号)のところで、積立金の部分に対しまして、標準財政規模に対する割合は「11.8%」と申し上げるべきところを私は「11%」と申し上げてしまいました。大変申しわけございません。  もう一点訂正をさせていただきます。議案第64号「平成30年度蓮田市一般会計歳入歳出決算認定について」の分割付託事項の部分で、私は「議案第64号」と申し上げるべきところを「46号」と申し上げてしまいました。正しくは「64号」でございます。おわびを申し上げまして訂正をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○中野政廣議長 民生文教委員長 高橋健一郎議員          〔民生文教委員長 高橋健一郎議員登壇〕 ◎民生文教委員長高橋健一郎議員) おはようございます。3番、高橋健一郎でございます。議長のお許しをいただきましたので、民生文教委員会における審査経過の概要についてご報告を申し上げます。  本委員会に付託されました案件は、分割付託事項を含む議案13件であります。以下、審査の過程で論議のありました主なものについて申し上げます。  初めに、議案第49号「蓮田市保育園設置及び管理条例及び蓮田市保育の必要性の認定に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」につきましては、「この改正で、保護者に新たな手続きが必要になるということはあるのか」との質疑に対し、「預かり保育等につきましては、申請が必要となります」との答弁がありました。  次に、議案第50号「蓮田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」につきましては、「幼児教育・保育の無償化に伴い、食事の提供に要する費用について、市内で負担増になる方はいないという認識でよいのか」との質疑に対し、「基本的に、今までも保育料の中に含まれていましたので、負担増になりません」との答弁がありました。  また、「一時預かりについてはどうなのか」との質疑に対し、「一時預かりの中で、保育料は3歳以上もしくは3歳未満に該当する場合は無料となりますが、副食費を含めた食事につきましては実費となります」との答弁がありました。  次に、議案第51号「蓮田市家庭的保育事業等の設置及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」につきましては、「市内で今回の条例改正に該当する保育施設はあるのか」との質疑に対し、「現在のところありません」との答弁がありました。  次に、議案第52号「蓮田市立学童保育所設置条例の一部を改正する条例」につきましては、「学童保育所の運営改善について、学童保育所運営改善検討委員会を設置し、アンケート調査や課題の検証を重ね、選択肢として指定管理者制度導入を検討し、その結果、指定管理者制度導入による運営をめざすべきと提言をいただいたとのことだが、業者の選定方法についてはどう考えているのか」との質疑に対し、「プレゼンテーション提案方式を考えております。また、選定委員会を設置し、その中には、市はもちろんのこと、保護者を含めてという形を検討しているところでございます。また、指定管理者制度は、管理の基準や業務の範囲等を市の条例で定める必要があり、当然市は関与は100%で、単なる業務委託とは全く異なります」との答弁がありました。  次に、議案第53号「蓮田市放課後児童健全育成事業の設置及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」につきましては、執行部の説明をもって、了承いたしました。  次に、議案第56号「令和元年度蓮田市一般会計補正予算(第3号)」の分割付託事項について申し上げます。まず、健康福祉部所管事項では、福祉課の関係で、「社会福祉寄附金が10万円であったとのことだが、どこに使う予定か」との質疑に対し、「福祉のために使っていただきたいとのことで、身体障がい者自動車改造助成の一部に充てさせていただいております」との答弁がありました。  次に、教育委員会学校教育部所管事項では、教育総務課の関係で、「蓮田南小コンクリートブロック改修工事設計委託費だが、市内小・中学校13校の調査は終わっているか。また、民間のブロック塀については」との質疑に対し、「学校敷地内においては改修済みで、蓮田南小だけでございます。民間のブロック塀につきましては、職員がお手紙を入れたり、直接お話をさせていただいております」との答弁がありました。  次に、教育委員会生涯学習部所管事項では、子ども支援課の関係で、「障害児自立支援給付事業の居宅介護や行動援護サービスを受けている割合は」との質疑に対し、「対象者は100名以上です。このうち居宅介護につきましては8%以下、行動援護につきましてはもっと低くなると思います」との答弁がありました。  次に、保育課の関係で、「幼児教育・保育無償化に伴って、国や県からの補助金等で全部負担できるわけではなく、市の負担もあると思うが、市はどのくらい増えるのか」との質疑に対し、「試算ではありますが、市の負担は全体で5,000万円強になるかと思います。来年度以降は、国等の補助金は入ってこないということになりますので、全体で8,000万円ぐらいになると考えております」との答弁がありました。  次に、議案第57号「令和元年度蓮田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」のうち、健康増進課の関係で、「特定健康診査特定保健指導事業について、新たな事業で受診率を上げたいという目的だが、どういったものか」との質疑に対し、「特定健診未受診の方に対し、かかりつけ医を通じて診療情報を提供していただく旨の同意書を重ねた通知を送るものです」との答弁がありました。  次に、国保年金課の関係で、「財政調整基金積立金について、補正後の現在高は幾らになるのか」の質疑に対し、「補正後は、基金現在高は12億4,575万円でございます」との答弁がありました。  次に、議案第58号「令和元年度蓮田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」につきましては、執行部の説明をもって、承諾いたしました。  次に、議案第59号「令和元年度蓮田市介護保険特別会計補正予算(第2号)」につきましては、「介護保険給付金準備基金の補正予算後の現在高は」との質疑に対し、「補正後の基金は、残高は5億3,099万314円でございます」との答弁がありました。  続いて、決算認定議案について申し上げます。議案第64号「平成30年度蓮田市一般会計歳入歳出決算認定について」の分割付託事項、議案第65号「平成30年度蓮田市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について」、議案第66号「平成30年度蓮田市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について」及び議案第67号「平成30年度蓮田市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について」の4議案については、予算の執行が法令に基づき合理的、能率的及び効果的に執行されたかを主眼として審査をいたしました。その結果、来年度の予算編成に向けて、改善あるいは検討すべき事項として、次の点について、指摘・要望するものです。  1、重度心身障害者医療費の助成に係る所得制限に対し、市として今までどおり助成を続けること。  2、敬老会事業で、行事に参加できない方に対する対応を検討していくこと。  3、発達支援センターの開所日を、働く親のニーズに考慮し、増やすよう検討すること。  4、子どもたちの読書活動の幅を広げるため、学校図書購入費について増額を図ること。  5、ハストピアについては、共用部分に係る弾力的な運用を検討し、より市民が利用しやすい施設運営をめざしていくこと。  以上、申し上げてまいりました審査経過を踏まえ、本委員会に付託されました議案13件について採決したところ、議案第49号、議案第53号、議案第57号ないし議案第59号は、総員をもって、議案第50号ないし議案第52号、議案第56号の分割付託事項は、賛成多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。  また、議案第64号の分割付託事項ないし議案第67号は、賛成多数をもって、認定すべきものと決しました。  以上で、本委員会の報告を終わらせていただきます。  たびたびすみません。訂正がございます。議案第51号「蓮田市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」、ここを「設置」ではなく「設備」でございます。申しわけございません。  もう一つ、すみません。議案第53号「蓮田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」の、こちらも「設置」ではなく「設備」でございます。  すみません。たびたび申しわけございません。議案第57号「令和元年度蓮田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」に対する、特定健診未受診の方に対し、かかりつけ医を通じて診療情報を提供していただく旨の同意書を「重ね」ではなく「兼ねた」通知でごさいます。  もう一点ございます。すみません。議案第59号「令和元年度蓮田市介護保険特別会計補正予算(第2号)」につきまして、「介護保険給付費」でございます。間違って「給付金」と申し上げてしまいました。正しくは「介護保険給付費準備基金」でございます。  大変に申しわけございませんでした。 ○中野政廣議長 建設経済委員長 木佐木照男議員          〔建設経済委員長 木佐木照男議員登壇〕 ◎建設経済委員長木佐木照男議員) おはようございます。10番、木佐木照男でございます。議長のお許しをいただきましたので、建設経済委員会における審査経過の概要についてご報告申し上げます。  本委員会に付託されました案件は、分割付託事項を含む議案13件であります。以下、審査の過程で論議のありました主なものについて順次申し上げます。  初めに、議案第54号「蓮田都市計画事業蓮田駅西口第一種市街地再開発事業施行に関する条例の一部を改正する条例」について申し上げます。「成年被後見人等について、ふさわしい能力を有しているか、個別的・実質的に審査・判断することとなりますとあるが、審査、判断をするのは誰か」との質疑に対し、「市が判断することとなります」との答弁がありました。  続きまして、議案第55号「蓮田市水道事業給水条例の一部を改正する条例」について申し上げます。「改正の趣旨として、平成30年度の水道法の一部改正によりとあるが、なぜこの9月議会での提案なのか」との質疑に対し、「水道法の改正は平成30年でございましたが、施行日につきましては水道法の施行令によって定められることとなっておりました。その水道法の施行令により定められた水道法改正の施行日が、本年10月1日となっておりましたので、それにあわせて条例案を提出させていただきました」との答弁がありました。  また、「対象となる給水装置工事事業者の数はどれくらいか。更新料を取るように改正されることで、事業者が減ってしまうというような可能性は考えられるか」との質疑に対し、「現在指定をしております全事業者数は220で、そのうち蓮田市内に事務所を構えている事業者数が22となっております。また、今般の改正の目的の一つに、休眠状態にある事業者などについて、実質的に施工能力のある事業者に指定工事店の更新をさせるという目的がありますので、全事業者220のうち、一部は更新ができない、もしくは更新しない事業者が出てくるものと考えております」との答弁がありました。  次に、議案第56号「令和元年度蓮田市一般会計補正予算(第3号)」の分割付託事項について申し上げます。まず、自治振興課の関係では、「LED街路灯設置工事について、15基分ということで、これは新設の街路灯を設置するということだと思うが、LED化の現在の進捗状況はどうか」との質疑に対し、「今回お願いしております街路灯につきましては、全て現在設置のないところに新しくLED灯を設置するものです。既存の街路灯につきましては、平成29年度におきましてリース方式によりまして、市内の街路灯、主に蛍光灯だったものを4,883基、LED灯に交換しております」との答弁がありました。  また、「今回の新規設置について、支柱ごと設置するものはないということか。電柱に設置する器具の部分だけということか」との質疑に対し、「今回お願いしているものは、電柱の器具を設置する街路灯となっております」との答弁がありました。  次に、みどり環境課の関係で、「黒浜緑地において、環境アセスメントにかかっていれば、現況緑地として残した理由があるはずだが、説明では維持管理のためという、そこの部分だけに焦点を当てているが、そういう発想でよいものなのか」との質疑に対し、「環境アセスメントにつきましては、区画整理施行時は当時は必要がなかったということで、環境アセスメントの調査は行っておりません。また、緑地を壊してしまうのではなく、1度リセットさせていただいて、緑地を再生するという考えでございます」との答弁がありました。  また、「擁壁をつくっていくとのことだが、擁壁を乗せている地盤が危ないからボーリング調査を行うものであり、円弧滑り等が発生しないかという安定解析のほうが重要になってくると思うが、いかがか」との質疑に対し、「安定解析は、ボーリング調査の中でやっていくようにしたいと思います」との答弁がありました。  次に、農政課の関係で、「農作物災害緊急対策事業補助の降ひょう被害について、県の特別災害に指定されたものの、補助金の適用除外となるということだが、その場合に市が単独で負担をしなければいけないということが、市の補助金要綱に規定されているのか」との質疑に対し、「県では適用除外という項目がありますが、蓮田市では、蓮田市農業災害対策要綱におきまして適用除外の項目がありませんので、補助金を交付できることになります」との答弁がありました。  次に、道路課の関係で、大陸団地の側溝ふたかけ工事費について100万円計上されているが、当初予算で主要な道路2路線のふたかけはおおむね終わると考えていたが、いかがか」との質疑に対し、「ふたかけ工事は、主要な道路2路線のうち、1路線目を実施しているところです。2路線目のふたかけについては、1路線目が完了した時点で行う予定です」との答弁がありました。  また、「橋梁整備事業で、宿浦橋、桜ヶ丘人道橋について、地質調査費と測量委託費を計上しているが、ネクスコの工事時期を見据えた場合、この進捗ぐあいで大丈夫なのか」との質疑に対し、「ネクスコの工事につきましては、既存のスマートインターチェンジがある蓮田サービスエリアを下り専用にする際、橋を2本かけると聞いております。市としましては、そのタイミングで人道橋をかけていきたいと考えております。現時点では、ネクスコからは具体的な時期までは聞いておりません。数年先になるかと思いますが、後手にならないよう進めていきたいと思っております」との答弁がありました。  続きまして、議案第60号「令和元年度蓮田都市計画事業黒浜土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)」について申し上げます。「清算金の徴収について、進捗率はどのくらいか」との質疑に対し、おおむね80%程度となっております」との答弁がありました。  続きまして、議案第61号「令和元年度蓮田都市計画事業蓮田駅西口第一種市街地再開発事業特別会計補正予算(第1号)」について申し上げます。「設計委託費について、公共施設としての緑地の設計費ということでよいか。また、設計図は全て完成していると思っていたが、これで最後か。このほかに、これから設計するようなものはあるか」との質疑に対し、「設計委託費についてはそのとおりです。また、これから設計するものとしては、道路補修等の補正設計があります。蓮田駅西口通線、区画街路1号線及び2号線は、現在、県道と市道で重複認定され、市が管理を行っておりますが、再開発ビルの工事完了後に県へ管理移管するに当たり、道路の補修工事等を行う必要があります。それを踏まえ、補正設計が必要になります」との答弁がありました。  続きまして、議案第62号「令和元年度蓮田市水道事業会計補正予算(第1号)」について申し上げます。「収益的支出と資本的支出で職員の給与を分けているようだが、この違いは」との質疑に対し、「主に事務的な業務を行っている職員が収益的支出勘定職員で、工事にかかわる職員が資本的支出勘定職員ということになります」との答弁がありました。  続きまして、第63号「令和元年度蓮田市水道事業会計補正予算(第1号)」について申し上げます。「農業集落排水処理施設等維持管理業務委託費の債務負担行為限度額について、3年間の履行期間で、一括して1つの業者にお願いするということか」との質疑に対し、「4箇所の処理施設を一括して入札をかけたいということでございます。3年間にわたる設計を組みまして、入札を執行することによって、業者も人材を確保しやすいということで、3年間という期間を設定させていただきました」との答弁がありました。  また、「契約期間を1年から3年にすることによって、思い切った入札を期待するとのことだが、債務負担行為限度額を見ると、去年の金額を3倍した金額よりも高くなっているが、どういうことか」との質疑に対し、「予定価格につきましては、協会の歩掛かりによって算出するのですが、それをもちまして入札を行います。したがいまして、この債務負担行為限度額で契約するということではありません。平成30年度は、入札の結果、安い金額で落札していただいたものです」との答弁がありました。  さらに、「3年のほうが効率がよいという説明をするのであれば、補正係数をつくればよいのではないか。実際の落札がどうであろうと、予算を編成した段階では確かに効率的だということになるわけだが、そういうふうに考えられなかったのか」との質疑に対して、「ご指摘のように、今回はそういった係数を掛けておりません」との答弁がありました。  続きまして、決算認定議案について申し上げます。議案第64号「平成30年度蓮田市一般会計歳入歳出決算認定について」の分割付託事項、議案第68号「平成30年度蓮田市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について」、議案第69号「平成30年度蓮田市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について」、議案第70号「平成30年度蓮田都市計画事業黒浜土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について」、議案第71号「平成30年度蓮田都市計画事業蓮田駅西口第一種市街地再開発事業特別会計歳入歳出決算認定について」、議案第72号「平成30年度蓮田市水道事業会計剰余金の処分及び決算認定について」の6議案については、予算の執行が関係法令に沿って適正かつ効率的に行われたかどうか、また施策や事業の目的がどの程度達成され、市民サービスや福祉の向上にどのように貢献したかとの視点から、慎重に審査を行いました。  各委員からの質疑と、これに対する執行部の答弁を踏まえ、来年度の予算編成に向けて、今後、検討を要すべき事項として、次の項目を指摘・要望することといたしました。  1番目、東日本大震災福島原発事故の影響による水道水・汚泥検査費用は、東京電力に対して引き続き請求していくこと。  2つ目、食品の放射性物質検査は継続すること。また、市民持ち込みの放射性物質検査は、自家栽培・自家消費だけでなく、市販品も対象とすること。  3番目、黒浜沼周辺の整備については、みどり環境課と道路課が連絡をとり、遊歩道とあわせて整備すること。  4つ目、環境学習館の第2期建設に当たっては、太陽光発電や雨水貯留施設を設置し、自然エネルギー活用の啓発に取り組むこと。  5つ目、駅前広場は、市の玄関口であり、樹木等定期的に手入れをすること。  以上、申し上げてまいりました審査経過を踏まえ、本委員会に付託されました議案13件について採決したところ、議案第54号、議案第60号ないし議案第62号については、総員をもって、議案第55号、議案第56号の分割付託事項、議案第63号については、賛成多数をもって、原案のとおり可決するものと決しました。  また、議案第64号の分割付託事項については、賛成多数をもって、議案第68号ないし議案第71号については、総員をもって認定すべきものと決しました。  また、議案第72号については、賛成多数をもって、原案のとおり可決すべきもの及び認定すべきものと決しました。  以上で、本委員会の報告を終わらせていただきます。  すみません。ちょっと訂正させていただきます。  議案第55号「蓮田市水道事業給水条例の一部を改正する条例」について申し上げます。改正の趣旨として、「平成30年度の水道法の一部改正により」と訂正させていただきます。ごめんなさい。訂正します。「平成30年の水道法」ということに訂正をさせていただきます。  議案第63号「令和元年度蓮田市下水道事業会計補正予算(第1号)」と訂正させていただきます。「予定価格につきましては、協会の歩掛かりによって」というふうに訂正させていただきます。  以上でございます。失礼いたしました。おわび申し上げます。 ○中野政廣議長 以上で、各常任委員長の報告は終了いたしました。  暫時、休憩いたします。          休憩 午前10時47分          再開 午前11時33分 ○中野政廣議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
    △各常任委員長の報告に対する質疑 ○中野政廣議長 これより、各常任委員長の報告に対する質疑を行います。  発言通告がありますので、順次これを許します。  9番 北角嘉幸議員          〔9番 北角嘉幸議員登壇〕 ◆9番(北角嘉幸議員) 9番、北角嘉幸。ただいま議長からお許しをいただきましたので、建設経済委員会審査経過報告について質疑をしたいと思います。  中項目(1)、西口再開発事業についてであります。今回の一般質問でも西口再開発事業、これを取り上げられたわけでありますが、この委員会、特にこの決算の委員会において、どのような議論がされたか、お答えをください。  小項目(ア)、どのような議論がありましたか。  小項目(イ)、権利床等整備金10億円についての議論はありましたか。  以上であります。 ○中野政廣議長 木佐木建設経済委員長          〔建設経済委員長 木佐木照男議員登壇〕 ◎建設経済委員長木佐木照男議員) 質疑に対しまして答弁いたします。  西口再開発事業について、どのような議論がありましたかということと、権利床等整備金についての議論はということでありますが、どのような議論がありましたかという点につきましては、特にございませんでした。  それから、権利床等整備金についても、これは特にございませんでした。  以上でございます。 ○中野政廣議長 発言通告はありませんので、各常任委員長の報告に対する質疑は終結いたしました。 △討論 ○中野政廣議長 続いて、討論を行います。  発言通告がありますので、順次これを許します。  18番 栗原勇議員          〔18番 栗原 勇議員登壇〕 ◆18番(栗原勇議員) 18番、栗原勇です。日本共産党を代表して、議案第48号「蓮田市手数料条例の一部を改正する条例」に反対の立場から討論します。  内容は、建築基準法の一部改正による建築物の用途転用の円滑化に資する制度創設に伴い、認定等の申請に対する審査手数料を新たに定めるというものです。また、消費税増税に伴い、長期優良住宅建築等計画の認定、申請、審査手数料及び建築物エネルギー消費性能向上計画の認定、申請、審査手数料の負担増となっているからです。  以上の理由から、日本共産党は議案第48号「蓮田市手数料条例の一部を改正する条例」に反対します。  続いて、議案第56号「令和元年度蓮田市一般会計補正予算(第3号)」に反対の立場から討論します。反対の理由は、個人番号カード活用推進事業240万1,000円です。内容は、国が進める事業で、マイナンバーカード普及自治体ポイント制度導入の準備をするというものです。制度導入によって、番号の漏えい、カードの紛失の恐れがあります。蓮田市で、平成30年度にマイナンバーカード通知カード再交付手続きをした人は383人、マイナンバー個人番号カード再交付手続きした人は18人、再交付手続きの理由は、いずれも紛失のためです。カードを申請し、保持している人は13から14%程度です。国民がこの制度を求めていないあらわれであります。  一方、評価できる点もあります。宿浦橋、桜ヶ丘橋への人道橋設置に関する調査測量委託費1,107万6,000円、黒浜2ないし5号緑地の整備に関して倒木の危険を回避し、緑地を整備し、直すためのボーリング調査費1,800万円、蓮田駅東口トイレ改修基本計画策定業務委託費260万円の計上などです。  しかし、反対理由として述べました点により、日本共産党は議案第56号「令和元年度蓮田市一般会計補正予算(第3号)」に反対いたします。  続いて、議案第64号「平成30年度蓮田市一般会計歳入歳出決算認定について」、反対の立場から討論を行います。2019年度予算の最大の問題は、消費税10%への増税を強行しようとしていることです。政府は、消費税率2%引き上げによる増収額を、平年度5.7兆円、食料品などの軽減税率の影響分1.1兆分を差し引いて4.6兆円と見積もっています。国内の経済指標でも、世界の経済情勢も、とても増税ができる状況ではありません。2018年の実質賃金は382万円で、5年前に比べて年収ベースで10万円以上も低下したままです。消費も落ち込んだままです。2人以上世帯の2018年の年間の平均消費は338万8,000円で、前回増税前の2013年と比べて約25万円も落ち込んでいます。このようなときに消費税増税を強行すれば、国民生活はやっていけません。暮らしを支える社会保障を切り捨てる一歩を、軍事費増大や大企業優遇の国の政治のもとで、地方自治体として住民の福祉増進を図る取り組みが求められています。私たち日本共産党が、平成30年度一般会計決算に反対する理由の中には、国の制度導入や税制の改悪にかかわるものもありますが、決算は市民の暮らしや命を守るため、税金を市がどのように使ったのかをチェックするものです。以下、反対理由を述べてまいります。  1点目は、マイナンバーに関する費用です。この制度は、国の制度で法定受託事務とされており、本来であれば、国庫補助金の歳入は10分の10のはずです。市民課でかかった決算の歳入は990万2,000円で、歳出は994万7,600円です。差額の4万5,600円は市の持ち出しとなっています。国民の多大な税金を導入し、徴収強化、国民監視、情報漏えいにつながるマイナンバー制度は中止すべきです。  2点目は、人権問題各種研修会負担金についてです。部落差別は、基本的には解決された到達点にあります。偏見に基づく言動については、人権問題として民主主義の力で解決していくべきであります。部落解放と銘打った特定団体主催の集会や研修会に市民の税金が支出されています。特定団体が主催する研修会等への参加はやめるべきです。  3点目は、国民健康保険税についてです。一般会計から法定外繰出金が1億1,000万円で、63市町村中34番目です。法定外繰出金は、1世帯当たり県平均では1万5,347円に対し、蓮田市は1万2,278円となっており、県平均以下となっています。重い負担となっている市民の国保税引き下げのため、法定外繰出金をもっと増額すべきです。  4点目は、保育士についてです。前年度と比較して正職員は7人増えましたが、1日勤務の臨時職員が5人減り、週29時間以内の短時間臨時職員が7人増、早番、遅番などの職員が4人増で、臨時保育士も6人増えています。依然として7割近い臨時職員に保育が支えられていることがわかります。待遇改善を行い、正規保育士を増やすことが求められます。  5点目は、学童保育所指導員です。人材が確保できないという理由で、民間の人材派遣会社の委託を引き続き導入している点です。平成28年に民間の人材派遣を導入する際、民生文教委員会の審議の中で、保育は公営で行うべきという考えに変わりはないという答弁でありました。学童の指導員は、子どもたちの育ちを支える専門職として位置付けられるべきです。民間人材派遣に頼るのではなく、指導員の待遇や体制を根本的に改善し、人材確保を図るべきです。  6点目は、はすだっ子ペンの達人事業についてです。美しい文字を書く指導は、国語の書写の時間を中心に従来から十分に行われており、技術も身につけています。そこにさらに練習時間と検定時間を費やし、費用の面でもテキスト代と検定料で小学5年生1人当たり1,900円、中学2年生1人当たり2,500円をかけています。合格率は、事業を始めて以来、小学5年、中学2年とも90%以上の合格率となっています。蓮田市第5次総合振興計画における硬筆検定合格者の指標割合は、2022年度は85%、2027年度目標値は90%となっており、目標は既に達成しています。事業終了に向けて検討すべきです。  7点目、道路改良についてです。平成30年度の蓮田市の道路改良率は39.4%です。県内平均が54.2%、近隣の市でも50%から60%台で、改良率の遅れは毎年のように指摘をしているところであり、改善が求められます。  以上、反対理由を述べまして、議案第64号「平成30年度蓮田市一般会計歳入歳出決算認定について」反対いたします。 ○中野政廣議長 19番 榎本菜保議員          〔19番 榎本菜保議員登壇〕 ◆19番(榎本菜保議員) 19番 榎本菜保です。日本共産党を代表して、議案第50号、51号、52号、65号、66号、67号に対して反対の立場から討論を行います。  まず初めに、議案第50号「蓮田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」と議案第51号「蓮田市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」に対して、一括して反対討論を行います。  反対理由は、消費税増税とセットにした幼児教育・保育無償化に伴って、これまでの基準を緩和することになり、保育の質を下げ、ひいては子どもたちの命にまでかかわることになりかねないという点です。議案第50号では、ゼロ歳から2歳児を預かる認可外保育施設では、定員20人以上の施設であれば、3歳以上も受け入れを可能にします。子ども1人当たりに確保されるべき広さや職員数は保障されるのでしょうか。また、議案第51号では、家庭的保育事業所や満3歳以上の児童を受け入れる事業所内保育事業所においても、連携施設の基準を緩和するものです。これらは、本来子どもの健やかな成長と、安心安全を担保すべく設定された認可基準のみならず、悪質業者を排除し、子どもの命を守るために設けられた認可外基準ですら、国のお墨つきを与え、そのハードルを下げるものです。本来であれば、まずは保育施設を増やし、保育士の処遇改善を伴った人員確保策によって、保育の質も伴った待機児童解消へと向かうべきところを、無償化ありきの拙速な待機児童対策は、子どもたちを強制的に保育施設に詰め込むための改悪策にほかなりません。また、副食費の支払い方法も変わり、それに係る事務負担も増えます。よって、日本共産党は、議案第50号及び議案第51号に反対いたします。  次に、議案第52号「蓮田市立学童保育所設置条例の一部を改正する条例」について、反対討論を行います。今まで、保育所や学童は、子どもたちが安心して楽しく過ごせる生活の場として、平成28年度の民生文教委員会で人材派遣を導入する際、市は審議の中で、保育は公営で行うべきという考えに変わりはないとの答弁を行っており、市が責任を持って行うとのスタンスでした。今回、急とも思える方針の大転換に驚きを隠せません。指定管理といえども、利益を第一目的とする民間企業の参入を許せば、効率化と称して、本当に助けを必要とする障がい児や、支援を求める子どもたちが排除されたり、人件費や経費のカットによるサービスの質の低下、統合、倒産などによるサービスの突然の変更、停止といった懸念が生まれます。市は、しっかりと指導、監督していくと言っていますが、直営でなくなれば、責任の意識は薄れ、ノウハウも蓄積しにくくなり、企業への指導、監督もしづらくなっていく状況は目に見えています。  そもそも課題として挙げられていた慢性的な指導員不足には、根本的な指導員への待遇改善が必要と求めてきました。ただ募集するのではなく、賃金や労働時間、勤務体系等への改善努力を市がどこまで本気で取り組んできたのか。まだ改善余地はあったはずです。保育時間が延びれば、もちろん保護者は助かります。しかし、人員が確保できない状況は、民間といえども同じです。その中での時間延長は、指導員の負担をますます高めるとともに、何より子どもたちへの負担も増します。大人の都合ではなく、子どもを第一に考え、全ての子どもが放課後の居場所を保障される公的責任において、学童は運営すべきです。よって、日本共産党は、議案第52号に反対いたします。  次に、議案第65号「平成30年度蓮田市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について」反対討論を行います。私ども日本共産党蓮田市委員会が行った市民要望アンケートにおいて、国保税が高いという声が多数寄せられております。国民健康保険は、社会保障制度として位置付けられ、国民皆保険制度を下支えする役割を担っています。しかし、国は、1980年代に50%あった国庫支出金を大幅に削減し、現在は約21%しか支出しておりません。国の負担が減った分、市民負担が大きくなっています。国庫支出金を増やすべきです。国保加入者の約43.9%が無職、約34%が非正規雇用の特徴があり、ほかの公的医療保険の協会けんぽや組合健保より所得に対しての負担が重く、払いたくても払えないという状況も生まれています。  平成31年4月1日現在の埼玉県社会保障推進協議会の資料では、蓮田市は国保滞納世帯率が9.1%となっています。所得別に見ますと、滞納世帯のうち年間所得が100万円に満たない低所得世帯が51.7%、半分以上を占めています。生活苦で払えない状況が反映されていると思います。蓮田市の国保の平成30年度1人当たり保険税調定額は9万5,026円で、県内で18番目、前年の10万99円からは5,000円ほど低くなったものの、市町村平均の9万2,646円と比べると、2,380円高いものとなっています。1人当たりの一般会計からの法定外繰入金は7,795円で、市町村平均8,649円の90%です。一般会計からの繰入額を増額し、12億円を超した基金を活用し、高い国保税を引き下げるべきです。よって、日本共産党は、議案第65号に反対いたします。  次に、議案第66号「平成30年度蓮田市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について」反対討論を行います。後期高齢者医療制度の問題は、75歳以上の高齢者を国保や健保組合から引き離して、75歳以上だけの独立した保険制度をつくったことです。財政は、保険料、公費と現役世代からの支援金を入れて運営しますが、収入が少ない一方で、医療費がかさむ後期高齢者の独立保険などというのは、基盤の極めて脆弱な仕組みです。しかも、受けられる医療の制限をし、保険料は2年ごとの見直しで、高齢者へ重い負担を強いる差別的医療制度です。後期高齢者の医療費窓口負担は、現行1割ですが、財務省の諮問機関である財政制度等審議会で、原則2割に引き上げる議論が進められています。  平成29年度から、一定の所得以下の方の所得割額や被用者保険の被扶養者であった方に対する均等割額の軽減措置が段階的に縮小、廃止されています。平成29年度まで、所得の少ない方は所得割の5割軽減がありました。しかし、平成29年度に2割軽減に引き下げられ、平成30年度は軽減がなくなっています。また、後期高齢者医療制度に加入する前日に被用者保険の被扶養者であった元被扶養者に対する均等割額の軽減措置を段階的に9割から7割、5割と引き下げてきました。平成28年、平成29年度と比較しますと、保険料の均等割額は370円下がったものの、賦課限度額は5万円引き上げられ、軽減措置は縮小、廃止され続けています。日本共産党は、差別的医療制度であり、高齢者に負担を強いる後期高齢者医療制度に反対し、議案第66号に反対いたします。  最後に、議案第67号「平成30年度蓮田市介護保険特別会計歳入歳出決算認定」に対しての反対討論を行います。介護保険制度は、平成12年に家族介護から社会で支える介護へというスローガンを掲げて導入されましたが、実際には要介護度に応じてサービス内容や支給額が次々と制限されています。施設に入所しているが、年金では足りなく、貯金を取り崩している。収入300万円で3割負担に引き上げられ、利用できるサービスを増やせないなどの声が寄せられています。要支援者の訪問介護、通所介護の保険料給付外しに続き、昨年は生活援助サービスの回数について、おおむね1日1回以上の利用の場合、市に届け出なければならない条例改定がなされ、日本共産党は利用制限につながるおそれを指摘しました。また、昨年8月からは、合計所得220万円以上の方の自己負担割合が、2割から3割に引き上げられました。今年4月1日現在では、130人が該当します。この引き上げによる影響額の市のモデルケースの試算では、要介護3から5は負担増減がないものの、要支援1では5,003円、要支援2では1万473円、要介護1では1万1,016円、要介護2では5,168円の負担増となったことが明らかになりました。  これらの改悪に続き、今年、安倍政権が設置した全世代型社会保障検討会議では、介護保険の利用者負担原則を現在の1割から2割に引き上げ、介護サービスの利用計画、ケアプランの作成費用への自己負担導入、要介護1、2の生活援助サービスを市区町村の裁量で行う総合事業に移す給付外しなどが、来年の介護保険法改定に向けて検討されています。介護サービスから多くの高齢者を除外し、利用者や若い世代に大幅な負担増を押しつけることは、公的介護保障を崩壊させるものです。  国が制度改悪を続ける一方、市の状況はどうでしょうか。平成30年度の基金積立金は6億3,400万円を超えるものとなりました。平成31年4月1日現在の埼玉県社会保障推進協議会の資料では、介護保険料の滞納は380人で、うち給付制限を受けているのは50人です。一方、条例等による保険料、利用料の減免はゼロで、減免制度の周知、制度の拡充も求められます。必要な介護が安心して受けられる制度への転換が必要です。  以上の点から、日本共産党は本議案に反対いたします。  以上で、議案第50号、51号、52号、65号、66号、67号に対しての反対討論を終わります。 ○中野政廣議長 暫時、休憩いたします。          休憩 午後 零時01分          再開 午後 1時29分 ○中野政廣議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。  討論を行います。  発言通告がありますので、順次これを許します。  7番 関根香織議員          〔7番 関根香織議員登壇〕 ◆7番(関根香織議員) 7番、関根香織です。中野議長の発言のお許しをいただきましたので、議案第52号「蓮田市立学童保育所設置条例の一部を改正する条例」について、賛成の立場から討論いたします。  まず、議案第52号の趣旨につきましては、蓮田市立学童保育所指定管理者制度導入というわけでありますが、これについて市では、学童保育に関連する団体より推薦を受けた14名で構成された蓮田市立学童保育所運営改善検討委員会において、保護者や指導員の方たちから、蓮田市の学童保育の現状や課題について、現場の声を伺うとともに、保護者へのアンケート調査を実施し、その調査結果をもとに、学童保育に関する意見、要望等についての検討が進められてまいりました。そして、今後のよりよい学童保育所の運営についての議論を重ねた結果、指定管理者制度導入の提言を受け、市から議案の提出があったものです。これについて、私からは次の3点により、本議案に賛成いたします。  まず、1点目は、常勤職員の配置により、学童保育所内に責任者が不在という現在の状況が改善される点であります。現在、運営の基盤となる学童指導員の身分が非常勤特別職という立場にあり、施設に責任者が不在という運営面での課題を抱えておりました。そのため、施設内のトラブルや保護者からの相談に対し、責任者不在のために対応が困難なケースが見受けられるとの報告がありました。指定管理者制度導入により、責任ある立場の常勤職員が配置され、施設における保育業務に関する責任の所在が明確となり、子どもたちの突発的なトラブル等に対し、迅速かつ的確に対応することができます。また、保護者や学童指導員にとっても、責任者の配置により、相談しやすい環境が整うことになります。これは、親子にとって安心した生活の場の確保につながることと考えます。  次に、2点目は、保育内容の充実が図られる点であります。現在、平日の保育時間は、下校後から18時半まで、土曜日は8時から14時までとなっておりますが、指定管理者制度を導入することで、平日は19時まで、土曜日は7時半から18時半までと、大幅に保育時間を延長することが可能になります。子どもの放課後を取り巻く環境が変化する中、多様化する保護者の労働環境に合わせ保育時間を延長することは、働く保護者にとって子育てと仕事の両立がよりしやすい環境となり、蓮田市の子育て支援の向上が図られると考えます。  次に、3点目は、事業費用全体の約9割以上が、国及び県からの補助金で賄われる点であります。現在の国及び県の学童保育所に対する支援制度を見ますと、2015年から放課後児童健全育成事業の補助要件が一部改正され、処遇改善関係の補助が新設されました。しかし、現在の運営時間や身分制度では、本事業に関する補助が受けられず、受けられるのは運営事業に関する補助のみであり、補助金を有効に活用できていない状況であります。これについては、指定管理者制度を導入することで、国及び県からの補助金が受けられ、単年度事業経費見込み7,200万円のうち、6,800万円を補助金で賄うことができ、市の実質事業経費は400万円となり、財政面でのメリットも大きいものと考えます。現在、埼玉県内市において、公設公営施設が90%以上という体制で取り組んでいる自治体は、40市中、蓮田市を含む5市のみであり、学童保育所運営については、指定管理者制度による運営が主となっております。  なお、今後の安心安全な学童保育所運営に関する市の考えを伺ったところ、執行部より、学童保育所の運営に指定管理者制度を導入することにより、今まで公設、公営で行ってきた基本方針を変更することはありません。蓮田市としましては、全ての学童保育所に入所する児童の健全な育成のために、学校、地域、関係機関、指定管理事業者との連携を密に保ちながら、創意工夫を図り、学童保育所のさらなる質の向上と充実に努めてまいりますとの報告があり、市として今後も子どもたちの安心安全な保育に対して、積極的に対応していく姿勢を確認しております。指定管理者制度と一言で言いましても、当然に管理の基準や業務の範囲は市の条例で規定されており、単なる業務委託ではなく、学童保育所の状況を把握し、連携や指導、助言を適切に実施するものであります。  以上、3点と、市の取組姿勢を鑑みた結果、蓮田市立学童保育所指定管理者制度導入により、保育サービスのさらなる向上が図られるとともに、安心安全な学童保育が継続的に実施されると判断し、議案第52号「蓮田市立学童保育所設置条例の一部を改正する条例」について賛成いたします。 ○中野政廣議長 20番 船橋由貴子議員          〔20番 船橋由貴子議員登壇〕 ◆20番(船橋由貴子議員) 20番、船橋由貴子です。日本共産党を代表して、議案第55号及び議案第72号に対しての反対討論を行います。  まず、議案第55号「蓮田市水道事業給水条例の一部を改正する条例」は、水道法の一部改正に伴い、指定給水装置工事業者の指定の更新に係る手数料を新設するものです。1件につき1万円の更新料を新たに徴収する内容です。今まで更新はなく、無期限だった市の指定ですが、法改定により5年ごとに更新が必要となります。現在の登録業者220社のうち、市内業者は22社で、そのほとんどが中小企業です。指定を受けているのは、蓮田市だけとは限らず、他自治体からも指定を受けていれば、それだけ更新手数料がかさみます。今まで更新手数料がなかったものが新設され、さらに消費増税がされれば、苦しい経営が多い中小企業に対し、さらに重い負担を強いることになります。よって、更新手数料新設の本条例案に反対いたします。  次に、議案第72号「平成30年度蓮田市水道事業会計剰余金の処分及び決算認定について」述べます。反対の理由は、平成29年10月からの水道料金の値上げに対してです。平成30年度は、1年間全てにこの水道料金の値上げの影響があらわれました。私たち日本共産党蓮田市委員会が、昨年秋に行った市民アンケートでも、水道料金が高く、引き下げを求める声が多く寄せられています。水は、命の源であり、水なしでは生きられません。値上げの影響を見てみますと、水の供給単価は、改定前の平成28年度は159.3円だったのに対し、平成30年度では184.2円と、1立米当たり24.9円の値上げになっています。さいたま市を含む近隣市町8自治体の供給単価、これは平成29年度決算ベースですが、これと比較しますと蓮田は9自治体中5番目に高く、平均値177.9円に対し、6.3円高いことになります。  一方、平成30年度の資金期末現在高は18億2,153万7,071円にもなります。値上げ時に提示されました改定案の資金残高13億400万円と比較しますと、試算よりも5億1,000万円以上の増となっています。小口利用者に負担を強いて値上げをし、資金残高、つまり現金で18億円も持つ必要があるのか、疑問です。また、有収率は84.1%となっており、近年連続して下がり続けています。平成27年度まで90%台だったものが、平成28年度で87.1%となり、平成29年度は86.1%です。平成29年度と比較して2ポイント下がった影響額は2,500万円と試算されており、有収率を上げることが求められます。よって、議案第72号に反対いたします。  以上の点から、日本共産党は議案第55号、議案第72号に反対いたします。 ○中野政廣議長 2番 福田聖次議員          〔2番 福田聖次議員登壇〕 ◆2番(福田聖次議員) 2番、福田聖次です。これより初心の会として、2つの議案、議案第56号及び議案第63号への反対討論を行います。  私は、一般質問で、今般その説明責任やリースの経済的合理性を追求してまいりました。これは別に過去のミスを暴くことが目的ではございません。市民の皆様からお預かりした税の使い方、これをしっかりと確認し、無駄をなくし、意識改革を促すためでございました。二元代表制において議員となった以上は、市民の皆様方からお預かりしておりますこの税金を、一円たりとも無駄に使われないように目を光らせる。これが議員の義務であり、その観点から見逃せない、見過ごせない、2つの議案にこれより反対討論を行います。  1つ目、議案第56号「令和元年度蓮田市一般会計補正予算(第3号)」への反対討論です。この議案のうち、みどり環境課所管事項におけるボーリング調査費は、黒浜土地区画整理事業地内の保全された現況緑地、ここにこの保全されている現況緑地、9工区あります。そこに擁壁を設け、盛り土をする。そのためのボーリング調査との説明でございました。しかし、当該緑地は、数千年、数万年という時を経て安定した自然地形の森林でございます。これは、市施行の土地区画整理事業で保全したものですから、市が法に規定する、つまり土地区画整理事業の目的でございますが、健全な市街地の造成を図り、もって公共の福祉の増進に資することを目的として保全している緑地でございます。これを同じ市、つまり施行者は市ですから、市がそのように考えて実施している、その保全しているもの、それに対して、同じ市が破壊し、改変するということです。これ同じ一つの行政体として、全くガバナンスが機能しておりません。そして、てんでんばらばらです。これもし民間会社でしたら、とっくに組織崩壊し、会社は倒産しております。また、上級官庁との協議をし、この区画整理事業、認可を受けて、蓮田市が公共の福祉のためにやっていること。繰り返しになりますが、蓮田市が自ら否定をしていることになります。しかも、区画整理事業を所管する、聞きましたところ、都市計画課などとの庁内調整もなされていないとのことでした。何をか言わんやであります。  また、肝心の調査の内容におきましても、現況法面を造成し、盛り土するというのに、安定解析、ちょっと専門的で恐縮でございますが、安定解析をするのかと質問しましたならば、調査の内容すらよくわかっていないような答弁でございました。したがって、市政を監視すべき議員としては、到底このようなずさんな予算を見過ごすことはできませんので、反対するものでございます。  次に、もう一点でございます。2点目、議案第63号「令和元年度蓮田市下水道事業会計補正予算(第1号)」でございます。これについて反対討論します。こちらは、これ自分のお金だったら、こんないいかげんな予算の編成するだろうかというものです。具体的には、管理委託業務、これを債務負担行為として3カ年、これを1年と同じですね、これを3カ年のものを一括契約するというものでございます。そうすることによって、単年度の契約よりも経費の節減になる。このようなことを説明されていました。そして、それを聞きますと、その積算の歩掛かりは単年度と同じという回答でございます。つまり実際問題、単年度契約を単純に3倍にしただけの予算計上となっております。一体これでどこが経費節減というのか、全く不真面目な予算計上と言わざるを得ません。指摘させていただくしかありません。  税を自分のお金だと思って、真面目に考えなさい、こう申し上げたいところでございます。もし自分のお金であったならば、1年契約と3年契約、この単価が同じならば、そんな3年契約なんて誰がしますか。自分のお金だと思って考えていただきたい。これを見過ごすならば、こうした予算、すなわち税に対するいいかげんな体質、これは変わるはずもございません。見過ごせば、またもやなあなあが続きます。そして、職員の意識が変わるはずもございません。蓮田市政にかかわる方々に、自分たちは血税をお預かりしているのだということをしっかりと認識していただくために、議員の責務としてこれに反対するものでございます。  さて、市政を楽に運営し、議員の仕事も楽にしようと思えば、議案を通すことは双方にとって実に楽なことでございます。しかし、それでは市政改革など、選挙のときだけのリップサービスに終わってしまいます。これでは、幾ら反対討論したところで、可決されてしまうかもしれません。では、なぜ無駄とわかっている反対討論をするのか。それは、市政に関係する方々、繰り返しになります。方々の意識改革を芽生えさせることにあります。どうせ何をやっても無駄だ、諦めていては何も変わることはございません。ですから、私は不屈の精神で、二元代表制における議員として、このまちを変えよう、正常化しようと心に思う議員、そして市の職員、市民の皆様方に訴えているのであります。ゼロではないはずです。現にここにこれだけ大分、お昼を挟んで少なくなりましたけれども、これだけの市民の方が詰めかけております。これこそ不屈の精神でございます。  そして、例えば今この私の反対討論、これをロビーに流れています。これを耳をダンボにして聞いている若き職員の皆様、いつか予算立案を任されるときが来たならばと、私の反対討論を心にとめていただきたい。このように願っております。どうか議員の皆様も、そして私の反対討論が皆様方の心の琴線に触れたならば、何のために議員になったのか、それを思い起こしていただき、今ここに詰めかけた市民の皆様、そしてあのカメラの向こうで見ておられる市民の皆様方に顔向けできるかをよくお考えのうえ、私とともに反対をしていただきたいと願うものでございます。大丈夫、ここで終わります。  以上でございます。 ○中野政廣議長 9番 北角嘉幸議員          〔9番 北角嘉幸議員登壇〕 ◆9番(北角嘉幸議員) 9番、北角嘉幸です。議長のお許しをいただきましたので、この議案第64号「平成30年度蓮田市一般会計歳入歳出決算認定について」及び議案第71号「平成30年度蓮田都市計画事業蓮田駅西口第一種市街地再開発事業特別会計歳入歳出決算認定について」、反対の立場からこの討論いたします。  この西口再開発につきまして、一般会計からこの特別会計のほうにお金が入っている。そして、この決算では、特別会計の中で私がいつも取り上げている10億円のこの権利床等整備費、これが入っているわけであります。先ほど私が委員長報告に対するこの質疑で、この件をお聞きしましたところ、特にこの話はないと、こんな答弁でありました。よくよくちょっと聞いてみると、訴訟に関連する部分はあったというふうな話はありますが、しかしこの権利床等整備費に係る本格的な議論はなかったように思います。  そして、私は一般質問でもいたしましたし、また共産党の榎本議員も質問されましたが、その権利床等整備基金に対する質問で、市の都市整備部長の答弁は二転三転をして、そして本会議が何度も休憩になる。このような事態になっておりました。委員会でしっかりと議論がされていれば、本会議での答弁もそんなにとまることもなく、しっかり答えられるはずであります。しかし、基本的なことが答えられなくて、何度もとまる。答弁の訂正があるということは、やはり委員会でこの議論がしっかりとできていなかったという面は否定し得ないのではないでしょうか。  58億円のうち12億円と46億円、これでちゃんと財源は足りているのに、結局権利床等整備費10億円のうち7億円がどこに使われたかわからない。平成30年度の予算で権利床等整備費が出ている。でも、それがどこに使われているかわからない。こういう疑念が残る以上、この平成30年度の決算に私は賛成することはできないと思うのです。それがしっかりどこに使われたか。それをチェックするのが私たちの役割ではないでしょうか。質疑を通して、それが確認できない以上、私はこの決算認定には賛成できず、反対をしたい。この趣旨から、反対討論に立ちました。  議案第64号と議案第71号に反対する趣旨で反対討論いたします。  以上でございます。 ○中野政廣議長 ほかに発言通告がありませんので、討論は終結いたしました。 △発言の訂正 ○中野政廣議長 ここで、木佐木照男建設経済委員長より、先ほどの質疑の答弁の関係で発言の修正を求められておりますので、これを許します。  建設経済委員長 木佐木照男議員          〔建設経済委員長 木佐木照男議員登壇〕 ◎建設経済委員長木佐木照男議員) 10番、木佐木照男です。議長のお許しをいただきましたので、一部訂正をさせていただきます。  北角議員からの建設経済委員会審査経過報告に対する質疑の答弁につきまして、発言の訂正をさせていただきたいと思います。(1)、西口再開発事業について、(ア)、どのような議論があったか、(イ)、権利床等整備金についての議論はあったかの答弁について、特にやりとりはなかったと申し上げましたが、言葉不足がありましたので、おわびして訂正させていただきます。  (ア)、どのような議論があったのかにつきましては、権利変換計画などの訴訟の件についてやりとりがありました。  (イ)、権利床等整備金についての議論はあったかにつきましては、訴訟に関連することから、質疑、議論等に推移しました。  以上、おわびして訂正させていただきます。 △採決 ○中野政廣議長 これより順次採決いたします。  まず、議案第44号は、総務委員長の報告のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○中野政廣議長 起立総員であります。  よって、本議案は承認することに決定いたしました。  次に、議案第45号は、総務委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○中野政廣議長 起立総員であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第46号は、総務委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○中野政廣議長 起立総員であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第47号は、総務委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○中野政廣議長 起立総員であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第48号は、総務委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○中野政廣議長 起立多数であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第49号は、民生文教委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○中野政廣議長 起立総員であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第50号は、民生文教委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○中野政廣議長 起立多数であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第51号は、民生文教委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○中野政廣議長 起立多数であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第52号は、民生文教委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○中野政廣議長 起立多数であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第53号は、民生文教委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○中野政廣議長 起立総員であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第54号は、建設経済委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○中野政廣議長 起立総員であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第55号は、建設経済委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○中野政廣議長 起立多数であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第56号は、各常任委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○中野政廣議長 起立多数であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第57号は、民生文教委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○中野政廣議長 起立総員であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第58号は、民生文教委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○中野政廣議長 起立総員であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第59号は、民生文教委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○中野政廣議長 起立総員であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第60号は、建設経済委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○中野政廣議長 起立総員であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第61号は、建設経済委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○中野政廣議長 起立総員であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第62号は、建設経済委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○中野政廣議長 起立総員であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第63号は、建設経済委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○中野政廣議長 起立多数であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第64号は、各常任委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○中野政廣議長 起立多数であります。  よって、本議案は認定することに決定いたしました。  次に、議案第65号は、民生文教委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○中野政廣議長 起立多数であります。  よって、本議案は認定することに決定いたしました。  次に、議案第66号は、民生文教委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○中野政廣議長 起立多数であります。  よって、本議案は認定することに決定いたしました。  次に、議案第67号は、民生文教委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○中野政廣議長 起立多数であります。  よって、本議案は認定することに決定いたしました。  次に、議案第68号は、建設経済委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○中野政廣議長 起立総員であります。  よって、本議案は認定することに決定いたしました。  次に、議案第69号は、建設経済委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○中野政廣議長 起立総員であります。  よって、本議案は認定することに決定いたしました。  次に、議案第70号は、建設経済委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○中野政廣議長 起立総員であります。  よって、本議案は認定することに決定いたしました。  次に、議案第71号は、建設経済委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○中野政廣議長 起立多数であります。  よって、本議案は認定することに決定いたしました。  次に、議案第72号は、建設経済委員長の報告のとおり可決及び認定することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○中野政廣議長 起立多数であります。  よって、本議案は原案のとおり可決及び認定することに決定いたしました。  暫時、休憩いたします。          休憩 午後 2時02分          再開 午後 3時29分 ○中野政廣議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 △蓮田駅西口第一種市街地再開発事業に関する特別委員会設置を求める動議の提出 ○中野政廣議長 ただいま9番 北角嘉幸議員外1名から蓮田駅西口第一種市街地再開発事業に関する特別委員会設置を求める動議が提出されました。  所定の賛成者がありますので、動議は成立をいたしました。 △日程の追加 ○中野政廣議長 この際、本動議を日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○中野政廣議長 ご異議なしと認めます。  よって、この際、蓮田駅西口第一種市街地再開発事業に関する特別委員会設置を求める動議を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。 △動議の提案説明 ○中野政廣議長 提出者の説明を求めます。  9番 北角嘉幸議員          〔9番 北角嘉幸議員登壇〕 ◆9番(北角嘉幸議員) ただいま議長のお許しを得ましたので、蓮田市議会会議規則第16条の規定により、この蓮田駅西口第一種市街地再開発事業に関する特別委員会設置を求める動議を提出いたします。  また、この設置の目的でございますが、蓮田市の事業計画書と事業提案書、事業提案者、東急不動産の提案書にそごがあり、事業の全体像が不明確であることと、市が交付する権利床等整備費が資金計画上の収入に入っていないなど、市民の税金の使われ方に疑義があることから、事業が進行している現状に鑑みると、これらを早急かつ集中的に審議する必要があるため、設置を求めております。  委員の人数は20人、全議員による審議が望ましいため、20人といたしました。  また、任期については、市議会議員の任期までといたしました。  そして、その他として、早急かつ集中的に審査する必要があるため、閉会中において継続して審査を行うことができることを付記してあります。  今回の私の一般質問で、この事業計画書の中に10億円の話をたくさんさせていただきました。そして、共産党からもこの10億円の話がありましたが、58億円でできるビル建設に対して、12億円の補助金、そして46億円の保留床処分金で財源は足りているはずなのに、ここに新たに7億円の権利床等整備費を入れる根拠がわからない。位置付けもわからない。これを聞いたところ、私は市長に答弁を求めましたが、市長は答弁を避けて、都市整備部長に答弁をさせたわけであります。この都市整備部長の答弁が二転三転して、何を言っているのか、さっぱりわからない。この7億円の使い方がさっぱりわからないということが明らかになったと思います。  6月もこの同じ特別委員会設置の動議は出させていただきましたが、この9月の議会でさらに市民の税金の使い方がわからなくなったということが明らかになりましたので、重ねて今回もこの特別委員会の設置を求める動議を提出した次第であります。  どうか議員の皆様におかれましては、私たちの税金がどのように使われているかということをしっかりとこの会議の中で、議会の中で検討する。この特別委員会の設置にご賛同賜りますよう、よろしくお願いいたします。  以上で、私の説明を終わります。ありがとうございました。 ○中野政廣議長 暫時、休憩いたします。          休憩 午後 3時34分          再開 午後 3時55分 ○中野政廣議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 △動議に対する質疑 ○中野政廣議長 これより、動議に対する質疑を行います。  発言通告がありませんので、動議に対する質疑は終結いたしました。 △討論 ○中野政廣議長 続いて、討論を行います。  発言通告がありますので、順次これを許します。  18番 栗原勇議員          〔18番 栗原 勇議員登壇〕 ◆18番(栗原勇議員) 18番、栗原勇です。蓮田駅西口第一種市街地再開発事業に関する特別委員会設置を求める動議に反対の立場から討論します。  蓮田駅西口第一種市街地再開発事業は、昭和50年代から都市基盤の整備、都市型住宅の誘導、防災性の向上、バリアフリー等の推進により、にぎわいのある人に優しい都市環境の形成を図ることを目的として進められてきました。これは、長い間の市民共通の願いであります。日本共産党の榎本菜保議員は、9月議会において、市民に喜ばれる蓮田駅西口再開発ビル建設をという立場から、次の点について質問をしました。蓮田駅西口第一種市街地再開発事業の概要、再開発ビル建設事業について、再開発ビル建設事業費について、今後の市民への周知についてです。  質問と答弁のやりとりを経て、疑問の解明がなされてきました。したがって、不正や疑義追及のための特別委員会の設置の必要性はないと考えます。よって、特別委員会開催を求める動議に反対します。なお、日本共産党は、再開発ビル建設に関して、12月議会を待たずに、しかるべき時期に臨時全員協議会の開催を議長に求めました。  以上で反対討論といたします。 ○中野政廣議長 2番 福田聖次議員          〔2番 福田聖次議員登壇〕 ◆2番(福田聖次議員) 2番、福田聖次でございます。議長のお許しを得ましたので、これより蓮田駅西口第一種市街地再開発事業に関する特別委員会設置を求める動議に対する賛成討論を行います。  先ほどの反対討論の中で、市民に喜ばれる事業となるようにというお話がありました。そして、疑問が解明された。疑問が解明されたかどうかを判断するのは、疑問を感じている側ではないでしょうか。横で聞いている側ではないと思います。私もこれから賛成討論を申し上げますが、前6月議会のときも同じようにこれが上程されて、そのとき私は不正はないものと信じ、そのことを明らかにすべく賛成いたしました。今回も、実は私は基本的には同じ思いでございます。問題はないだろうと。ないのだから、きちんとやって、みんなが納得する、疑問を感じておられる方が納得するように解明すればいいではないか、そのように考えているところでございますが、ただし、少し変わってきております。それは、今回の9月議会で私が説明責任を求めたことに対しても、考えが違う、見解が違うからといって拒否をされました。こんなこと、普通あり得ないと思います。よほど何か、きちんと話すことが嫌なのかな。残念ながらそうなのかなと思い始めたところもございます。  また、北角議員が今議会で指摘をされた中で、登記の5億円の金利設定という話もありました。これも私、えっと感じた次第であります。加えてこの前の6月議会のときに、最後に私の説明責任の質問に対して、市長はもとに戻す気はないと、そのとき、そのときできちんとやっているから、もとに戻す気はないという答弁をされました。もとに戻す気はない。これはどういうことだろう。きちんとこの事業をやっていて、何の問題もないのであれば、もとになんか戻るはずないのです。真実を説明すると、もとに戻ってしまうかもしれないというふうに聞こえてしまうわけでございます。これも非常に心の中に今少しずつ疑問が、疑念が湧いてきたところでございます。何よりも十分な審議を尽くしていたのならば、質問に答えられるはずなのです。なのに、答えていないから、特別委員会が必要なのではないでしょうか。答えていれば、全然そんな必要はないはずです。  真実を明らかにしようとしているのに、真実は十分だからと否定する。これは論理矛盾です。極論すると、何か隠蔽をする。そういった印象も受けなくもない。そのことをしっかり認識した上で、皆様方、議員としての矜持に照らして、この委員会設置に賛成をしていただきたい。切に願う次第でございます。  以上でございます。 ○中野政廣議長 12番 菊池義人議員          〔12番 菊池義人議員登壇〕 ◆12番(菊池義人議員) 12番、菊池義人です。蓮田駅西口第一種市街地再開発事業に関する特別委員会設置を求める動議に対しまして、反対の立場から討論を行います。  蓮田駅西口第一種市街地再開発事業、蓮田駅西口再開発ビルにつきましては、ご存じの皆様も多いと思いますが、私は平成28年3月14日に初めて一般質問をし、その後平成29年には6月議会、12月議会、そして平成30年では3月議会での一般質問を行ってまいりました。私が、この西口再開発ビルについて何度も質問をしてきたのは、この蓮田駅西口再開発事業、西口再開発ビルの建設工事が、蓮田市にとって大きな事業であるからだけではなく、多くの蓮田市民の希望と蓮田市の未来を担う大切な事業であるという思いがあるからでございました。そして、現在の蓮田市の計画は、平成25年5月に東急不動産都市環境研究所事業体が事業協力者となって、最初はタワー型のマンションのプランに始まり、最終的には現在の板状型、今の形でございますが、こちらとなりました。  第一種市街地再開発事業、こちら権利変換方式として、平成29年6月には1回目の特定建築者公募が始まり、同年9月に応募者登録、東急不動産と蓮田病院の事業共同体が辞退することになりました。私は、その際も蓮田市議会議員として、募集要項の確認や提出書類の内容、こちらは多くのものはインターネットでも公表されておりましたが、そういったものの確認を行い、埼玉県の市街地整備課担当者や医療整備課の担当者に話を聞きに行き、そして厚生労働省になぜ医療法人が特定建築者になれないかなどの理由を確認をしっかりとしてまいりました。  平成29年9月に2回目の特定建築者公募が行われ、平成30年1月に応募登録者が東急不動産株式会社と決定されました。私は、平成29年7月ごろから応募登録者が決定されるまで、1週間に1回以上は西口再開発ビルはどんな状況かと、担当に聞きに行ったりして、常に気をもんでおりました。それを今でもしっかりと覚えております。そして、平成30年2月、特定建築者が決定した際には、多くの市民の皆様より、やっと駅前にビルが建つのねという声を私は頂戴してまいりました。  私が小さいときは、西口駅周辺には多くの商店が並び、私も小学生のころはおもちゃや文房具、洋服を買いに行き、飲食などもよくしたりしました。そして、私の亡くなった両親、今思い出しても私はしっかりと覚えております。駅前でタクシーの運転手をしていた父、そして1本裏の喫茶店で働いた母、目を閉じれば今でもしっかり当時の西口が私の脳裏に焼きついております。そして、この事業が、多くの市民の皆様のご協力のうえで成り立っていることもしっかりと承知しております。西口再開発事業に協力していただいた地元の皆様に心より感謝を申し上げます。  平成30年3月には、基本協定、敷地譲渡契約が締結され、私は真っ先に基本協定書を確認、これ契約書に似たものでございますが、内容は実際違いますが、基本協定書というものがございます。そして、西口再開発課にすぐ行って、いろいろ調べたのを覚えております。平成30年5月2日には、蓮田市職員措置請求書、これは一般には住民監査請求と呼ばれております。これを蓮田市監査委員が収受し、7月11日に監査結果が告示のされるのを気をやきもきしながら見守ってまいりました。この請求内容は、建物2階部分の公共施設整備費として、平成30年から平成32年までの間に10億円を支出し、あるいはこの支出を行うことが相当の確実さを持って予測されるが、この支出は違法または不当なものであるから、蓮田市長、中野和信が当該行為を行うことを防止し、またこれを是正するために必要な措置を講ずるよう求めるとありました。そして、監査委員より、2階公益施設整備費については県に提出され、認可された事業計画には含まれていないという理由で、この2階公益施設整備費を支出することは許されないとの主張には当たらず、この支出は違法または不当なものであるという請求の趣旨に理由はないとの結論が出ております。  私は、事業提案書の確認、これは西口再開発課のほうで閲覧用がございます。そちらもしっかりとチェックをしてまいりました。そして、平成30年10月、施行協定が締結され、同年11月より再開発ビル工事が着工されたのは、皆様もご承知のことかと思います。一般質問などでは、よく蓮田市に年度別資金計画表、これは蓮田市のほうで県の認可を得るための資料でございますが、これと東急不動産株式会社より提出された提案書の資金計画を一緒に比較している面も見られますが、これらは蓮田市の収入は蓮田市の支出、そして東急不動産の収入は東急不動産の支出として比べるべきもので、蓮田市と東急不動産を結びつけるのは、建設工事に関しましては施行協定書でございます。これによって契約が成り立っております、建築の。これらは、今までの執行部の答弁で明確であり、何ら疑う余地がございません。  つけ加えれば、蓮田市の資金計画は、県の認可のための資料で、公益施設はスケルトンとなっており、東急不動産の事業計画は特定建築者募集要項にあるとおり、公益施設内装費も含まれております。この2つの資料が同じものでないことは、今の説明によって明確でございます。くどいようですが、蓮田市の年度別資金計画表は、特定建築者制度を前提につくられてはいません。それを特定建築者として公募してきた東急不動産株式会社より提出された事業提案書の資金計画と一緒に考えることは、明らかに違う条件の資料を比較していることとしか私には思えません。          〔何事か言う人あり〕 ○中野政廣議長 静粛にしてください。 ◆12番(菊池義人議員) 東急不動産株式会社の資金計画で言えば、建設工事費の中に権利床整備費、公益内装費が含まれており、収入でも保留床処分金の中に公益内装費分の収入が含まれており、権利床整備費は項目としてあります。収入と支出は76億8,900万円と同類となっており、何ら疑う余地はございません。さらに、東急不動産株式会社の資金計画の収入の保留床処分金に公益内装が含まれているのがおかしいとの意見も聞かれますが、収入の項目の3項目ある中の保留床処分金、交付金、権利床整備費のうち、保留床処分金に公益内装費が含まれているという、東急不動産株式会社と蓮田市が共通の認識をしています。これは、お互いに共通の認識を持って説明をしております。施行者として、蓮田市と特定建築者としての東急不動産が共通の認識をしているのに、個人的に項目の内容が納得できないというように言っているように私は感じられます。  さらにわかりやすく説明すると、蓮田市には施行者、事業を発注する施行者としてのスケルトンまでの工事を行うAがあります。そして、2階権利床を保有する蓮田市、表に出るのは両方蓮田市として、非常にこれはわかりにくいです。私は何回もこれを2年間かけてしっかり聞きに行きました。この2つの蓮田市、施行者としての蓮田市、そして内装工事を行う、要するに権利床を持っている権利、蓮田市ですね、こちらの蓮田市があります。そして、東急不動産株式会社の資金計画は、その今話したAとBをあわせて、権利床等部分の提案整備費として提案をしてきました。また、権利床整備費は、特定建築者募集要項4床権利変換の概要3に、権利床等部分の整備として10億円を上限とされており、東急不動産の資金計画の支出、収入にしっかりと含まれております。  公益内装に関しても、特定建築者に発注するのはとても合理的だと私は考えています。公益内装を別途発注しますと、これは私の経験上でございますが、特定建築者が竣工するまでは、公益内装の着工時、工事を始めることができません。1つの工事をやっている間は、1つが終わるまでは次が始められないという意味でございます。これは、私の1級建築施工監理技師としての社会経験からも明らかで、他者の使用している仮設物等を壊したり、ガラス等を傷つけたり等の責任区分として、多くの現場でもめていたのを私は身をもって感じております。作業員がけがをした場合、こういった場合は労働安全規則が絡んできますが、そうした場合の責任など、どちらが悪い、そういった多くの問題があるため、同時に工事ができないものとなっております。  また、1.5億円以上の議決案件に該当しないことは、1年以上も前に私は一般質問をしていますし、今定例会では榎本議員が質問をし、執行部が答弁した内容は同じ内容の答弁となっているのを私も確認をしております。権利床整備費は、基本的にスケルトンとして蓮田市の年度別資金計画表にはなっているが、これは公益内装に関して平成30年3月議会、これは今から約1年半前でございますが、権利床整備費として合わせて10億円を継続費として執行部よりしっかり説明をされ、私は議案を認めております。平成30年蓮田都市計画事業蓮田駅西口第一種市街地再開発事業特別会計予算として議決もされております。  ここで、あえてこの西口再開発ビルに関しまして、需要と供給の原則にもさらに触れさせていただきますが、蓮田市が特定建築者を公募するときに、私はこのように考えました。あくまでも私の社会経験をもとにしての考えですが、この西口再開発ビルの建築に関しては、事業的魅力、これは特定建築者さんが利益を生み出しにくいということです。やってももうけにくい、もうけにくいというか、利益を出しにくい、そういう事業的魅力が足りないのではないか。仮に私がディベロッパーやゼネコンの社長だったら募集するかどうか、はっきり言って難しいと私は考えております。蓮田市の募集要項の内容で申込んでくるゼネコンやディベロッパーさん、そういったものがいてくれればと祈ってさえいました。そして、約2年間くらい前に保留床部分のマンション価格1戸当たりの販売価格を高くしないと、事業は成り立たないのではないかという心配も私は正直しておりました。  ここで私が言いたいのは、多額の利益が出せる事業ではなく、そして販売や広告費などを削減するために特定建築者制度を蓮田市が行ったこと、これは正しいと私は考えております。そして、西口再開発に関しては、北角議員は9月20日の一般質問でこのように発言をされております。「東急のほうは、会食をしたという者がいるんです。ここにね、東急不動産の領収書があるんです、領収書が。市内の店の領収書です。ご存じの店だと思うんだけど、あるんです。東急側がこう言っているのにないんですか」と質問をしています。私は、北角議員よりその市内のお店と領収書と、領収書を見たという方の話をもとに、そのお店を特定し、9月25日の水曜日のお昼少し前でございますが、蓮田市議会議員の菊池義人として、蓮田市議会での中の発言について問い合わせをしたい旨をしっかりと東急不動産にさせていただきまして、東急不動産株式会社再開発事業本部事業推進部の担当者に確認をとりました。東急不動産株式会社の担当者は明言しました。北角議員が領収書があると言った蓮田市内のお店での東急不動産株式会社としての領収書はもらっていないと、はっきりと申しました。これは、明らかにどちらかが違うことを言っているのです。          〔何事か言う人あり〕 ◆12番(菊池義人議員) それは違います。これは違います。どちらかに虚偽があるということでございますので、明らかに。 ○中野政廣議長 ちょっと静粛にお願いします。 ◆12番(菊池義人議員) そういうことでございます。皆様もそれは議場で聞いていましたし、ご承知のことだと思います。  そして、私はもう一点確認をしました。経費として処理された領収書が社外に出ることはあるのかとの確認に対し、東急不動産株式会社では、社内で使用した領収書のコピーもしくは原本が社外に出ることは、税務署からの問い合わせがあった場合以外にはない。つまり東急不動産は、その領収書が出ることはないとおっしゃっております。はっきりとその旨を議場で発言する旨も、東急不動産さんには確認をとらせていただきました。私には、北角議員がどのような経緯でこの東急不動産の宛名書きのある領収書を入手したかのほうが一番不思議でなりません。一般質問では、何度も会食について質問をして、会食という言葉を印象づけているようにすら感じられました。  西口再開発ビルの完成を待ちわびている市民の方や、今まで西口再開発事業に携わってこられた方、蓮田市職員で西口再開発事業を担当してきた職員の皆様、そして西口再開発ビルに議論をなされ、引退された議員の皆様の名誉のために私ははっきり申し上げます。特別委員会を立ち上げる必要はございません。私は、今までの執行部の説明に納得した上で、西口再開発の事業予算などにこの4年間、納得した上で賛成をしてまいりました。議場の皆様には、私の明確な反対の意思をお伝えするとともに、この蓮田駅西口第一種市街地再開発事業に関する特別委員会設置を求める動議に関しまして反対するようお願いして、私の反対討論とさせていただきます。  以上でございます。 ○中野政廣議長 ほかに発言通告がありませんので、討論は終結いたしました。 △採決 ○中野政廣議長 これより採決いたします。  蓮田駅西口第一種市街地再開発事業に関する特別委員会設置を求める動議につきましては、本動議のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立少数〕 ○中野政廣議長 起立少数であります。  よって、蓮田駅西口第一種市街地再開発事業に関する特別委員会設置を求める動議は、否決されました。  暫時、休憩いたします。          休憩 午後 4時21分          再開 午後 4時22分 ○中野政廣議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 △議員提出議案の報告 ○中野政廣議長 議員から議案の提出がありましたので、報告いたします。  議会事務局次長が朗読いたします。          〔事務局次長朗読〕 ○中野政廣議長 ただいま報告いたしました議案は、配布しておきましたから、ご了承願います。 △議第2号議案の上程 ○中野政廣議長 議員から提出された議第2号議案を議題といたします。 △提案説明 ○中野政廣議長 提案説明を求めます。  1番 湯谷百合子議員          〔1番 湯谷百合子議員登壇〕 ◆1番(湯谷百合子議員) 1番、湯谷百合子議員でございます。議員提出議案の提案説明をさせていただきます。  議第2号議案 蓮田市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例  地方自治法第112条及び蓮田市議会会議規則第14条の規定により、蓮田市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を、別紙のとおり提出いたします。  令和元年9月27日  蓮田市議会議長 中 野 政 廣 様  蓮田市議会議員 湯谷百合子、同、福田聖次、同、木佐木照男、同、北角嘉幸  まずは、提案理由でありますが、今現状として議員が特別職の職員を兼ねていること、委員会の委員だとか審議会の委員として兼ねていることから、兼ねている特別職の職員として報酬が支給されています。議員は、本来議員としての報酬が支給されておりますので、兼務する特別職の職員として報酬を受けることは、報酬が二重に支給されていることになります。そこで、議会の議員が特別職の職員を兼ねるときの報酬を不支給とするため、重複報酬の禁止を規定したいので、提案するものであります。  続きまして、改正の内容を申し上げます。現行の蓮田市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例は、全6条から成っています。この6条を7条に繰り下げ、第6条に新たに重複報酬の禁止として、第6条、蓮田市議会の議員が特別職の職員を兼ねるときは、その兼ねる特別職の職員として受けるべき報酬は支給しない。ただし、監査委員を兼ねるときは、その兼ねる監査委員として受けるべき報酬は支給する。この条文をつけ加えるものであります。  なお、この条例は、公布の日から施行するものとしますが、改正後の第6条の規定は、この条例の施行の日以降に支給すべき事由の生じた報酬について適用し、同日前に支給すべき事由の生じた報酬については、従前の例によるものといたします。  以上、蓮田市議会議員総員の賛同をいただきたくよろしくお願い申し上げます。 △会議時間の延長 ○中野政廣議長 この際、会議時間の延長をいたしておきます。  暫時、休憩いたします。          休憩 午後 4時27分          再開 午後 5時30分 ○中野政廣議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 △議第2号議案に対する質疑 ○中野政廣議長 これより、議第2号議案に対する質疑を行います。  発言通告がありますので、順次これを許します。  11番 秦邦雄議員          〔11番 秦 邦雄議員登壇〕 ◆11番(秦邦雄議員) こんばんは。それでは、議第2号議案「蓮田市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例」について質疑をさせていただきます。  お手元に配布をさせていただいたものでございますが、1番目、議員報酬と附属機関の委員の報酬が重なっており、現状二重払いになっているとのことでありますけれども、そもそも議員報酬が対象としている議員の活動範囲についてお答えいただきたいと思います。  2番目として、議員報酬の対象とする活動の範囲に附属機関の委員活動が含まれるとするならば、そもそも議員の活動範囲については附属機関の委員活動を前提に、その活動範囲が考えられているのではないかと思いますが、見解をお願いいたします。  3番目、開票立会人につきましては、これは別表に報酬額が規定されております。開票立会人につきましては、明らかに議員の活動に該当しないのではないかというふうに考えております。本改正でその開票立会人の報酬も支払わないとする根拠は何か、お答えをお願いいたします。  4番目でございます。監査委員を除く理由は何か、お答えをお願いいたします。  それから、5番目、違法ではないが、適当ではないとした行政実例でありますとか、都市行政問題研究会は、議員が市長の設置する審議会等に参加することは、立法機関と執行機関との機関対立型をとる民主的な地方制度の趣旨に反するとした意見を出されています。私としては、これらを参考に今回の改正案が出されたのかなというふうには推測をしているところです。そもそも附属機関への委員の就任することの是非、これについてまず議論すべきではないかと考えますが、いかがでしょうか。  以上でございます。 ○中野政廣議長 2番 福田聖次議員          〔2番 福田聖次議員登壇〕
    ◆2番(福田聖次議員) 質疑にお答えします。福田聖次でございます。  ご質問の1、2、3については、基本的に公的業務、これを対象として考えております。まず、(1)で挙げておられます、議員報酬が対象としている議員の活動範囲は何か。これは公的な業務であると、このように考えております。  そして、2問目、議員の活動範囲は、市の附属機関の委員活動が含まれていると考えているのか。公的な業務と考えておりますので、そのとおりだと、このように考えております。  3点目の開票立会人の報酬を支払わないとする根拠、これも同じでございます。これは公的業務と考えておりますので、このように考えております。  それと、4点目です。監査委員を除く理由は何か。これは、参考とさせていただいております他市の事例に倣ったわけでございます。  それから、5点目のご質問です。議員による市の附属機関の委員への就任の是非の議論を先行すべきと考えるが。これ、はっきり言って論点外でございます。本日、議論している議題、議案、これは二重報酬の禁止ということでございますので、論点外でございますが、ただ一般論として、これは秦議員の全くご指摘のとおり、先行するかどうかは別にしまして、これを議論したい。ぜひ議論しましょう。ただ、それはこの場ではないと思います。別の場で十分に議論したらいいかな、このように考える次第でございます。  以上ございます。 ○中野政廣議長 11番 秦邦雄議員          〔11番 秦 邦雄議員登壇〕 ◆11番(秦邦雄議員) では、2回目の質疑をさせていただきます。  (1)から(3)については、公的業務というお話がありました。そこは、私も調べました。地方議員の公的業務とは何かというと、一般的解釈としては議会開催への出席、または議会に附属する調査がこの公的業務、それがその報酬の支払い対象だというふうな一般的解釈だということであります。議会活動と議員活動の2つがあって、議員活動、つまり例えば一般質問するための調査する、または地域の皆様への議会報告をする等々につきましては議員活動であって、これは公務には当たらないのだと。それから、もう一つ公務に当たらない例示としては、市が開催するイベント、そこに議員として出席する場合も、市長は別にして、議員は公務に当たらないというふうに解釈されていると私の中では理解しておりますが、その公務についてどう考えておられるか、所見をお願いします。  それから、そういう意味で開票立会人というのが明らかに議員活動ではなくて、あくまでも候補者からこの人を立会人にしてねと依頼して、市が受けて、その人をくじでやるかもしれませんが、開票立会人に任命しているということであって、それを公的業務と、議員の活動だというのは、かなり私の中で無理があると思っております。改めてそこの見解をお聞かせください。  それから、監査委員の話がありました。ほかの市で除くから蓮田もやるのだという議論ではなくて、そもそも蓮田でなぜ除くのだという議論が、ご答弁をいただければと思います。  それから、5番目、おっしゃるとおり、確かに今回の提案理由ではないので、これはおっしゃるとおりかなというふうに思いますが、ただ別途考えていただきたいとは思っています。  以上、2回目の質疑を終わります。 ○中野政廣議長 2番 福田聖次議員          〔2番 福田聖次議員登壇〕 ◆2番(福田聖次議員) ただいまの秦議員のご質疑にお答えいたします。何かだんだん私が市長になってきたような気がしますけれども、お答えします。  まず、1点目の議会に参加すること、これは議員の活動だから、その報酬対象だ、これ当然ですね。議論の対象にならないと思います。  次に、議員活動、これは公務外だと。今ここで対象としておりますのは、一般的な一般論の話ではなくて、蓮田市の条例なりなんなり、今までの法体系があって、それらの改正案です。言ってみれば特殊解でございます。そこの部分で考えるべきでございます。ですから、蓮田市の条例の中において、では公務は何であるのかというところが、基本的な論点になるはずでございまして、さまざまな解釈いろいろあるかもしれませんが、それはそれとして、学説なりなんなり置いておけばいいかなというふうに考えております。したがいまして、私の公務と考えている、今公務の範囲は何かというご質問ですが、蓮田市で規定しているものであると、このように考えております。そもそも議員がそれを全部議論すると決めていく、そういう任にあるわけでもないわけでございますが、いずれにしましても明確になされていると、このように考える次第でございます。  それと、開票立会人は、公的、すみません。何でしたか。開票立会人は何とおっしゃいましたか。          〔何事か言う人あり〕 ◆2番(福田聖次議員) 個人的なね。それも、ここで私が規定する話ではなくて、先ほど言いましたように、条例に基づく。          〔何事か言う人あり〕 ◆2番(福田聖次議員) いや、いや。違いますよ。二重報酬はやめようという条例であって、その対象は今申し上げましたように、あらかじめもとの条例があって、そこで規定されているもの、それが対象でございます。それをそこまで変えようという条例ではないです。それはわかりますね。あくまでもこの条例は、今ある条例に対する報酬二重取りはやめましょうという条例であって、そこで言うその対象、ですからさっきのと同じです。公務は何かということに対して、公務というのは定義されているので、公務、ごめんなさい、公的な仕事ね。定義されていると思いますので、それが対象になっているということでございます。  それから、監査委員がなぜかという、これは法務の担当と一緒に他市の条例の事例を参考にしながら作成したわけですが、この監査委員、やっぱり普通に考えれば、兼務で簡単にやっていくことに対して、少し仕事が重いかなというところがあるようには思います。以上でございます。  最後の5点目については、お互い前向きに考えましょう。場を設けて議論を活発にしていきたい、このように考える次第でございます。よろしくお願いします。 ○中野政廣議長 11番 秦邦雄議員          〔11番 秦 邦雄議員登壇〕 ◆11番(秦邦雄議員) では、3回目、1点に絞らせていただきます。  監査委員、なぜ除くのかという今のお話、仕事が大変だよねというお話がありました。それでは、全く答えになっていなくて、ではそこのボリューム感、どういう仕事がどれだけあってという、数字的な根拠も含めてお示しいただかないと、あの別表の中に大量にあるわけです。その中でなぜ除くかという根拠が全く見えてこない。ほかは大変な仕事ではないのかということがあります。  それから、もう一点、ここでは監査委員も明らかに二重報酬ですね。議員報酬を受けて、議員が監査委員になっている場合、明らかにこれは二重報酬と思われるのですが、ここを除くのがやはり先ほど申したように、明快ではない。なぜ除くのかというところの根拠が理論的に、数量的にお示しいただければと思います。  以上で3回目の質疑を終わります。 ○中野政廣議長 2番 福田聖次議員          〔2番 福田聖次議員登壇〕 ◆2番(福田聖次議員) 秦議員の3回目の質疑にお答えいたします。再質疑にお答えいたします。  その監査委員の仕事が定量的に大変であるかどうかを説明しなければならないということでございましたが、そもそもその他の業務を含めてでございますが、定量的に客観的にこれが大変、大変ではないというのはなかなか説明することは困難だと思います。それが明確にどこかに客観的に指標があれば、それに基づいて議論すればいいかなと思います。あくまでも定性的な判断になってくるかと思います。定性的には、私はこれは今まで周りを見ていても大変だろうなと。それが明確にコンセンサスを得られないのであれば、これがこの条例案がだめだとする、逆にその根拠を私は到底考えつかないわけです。つまり二重に報酬を取るのをやめましょうと言っているわけです。二重に報酬を取るのはやめましょう。その中で例外として、そうはいっても大変なものがあるでしょうということで、監査委員を例外的に取扱っている。その例外的に取扱っているものが定量的にこれが大変で、例外的なものとして明確にできないからだめだとするのであれば、残念ながらどこかで聞いた話になりますが、見解の相違と言うしかないわけでございます。  それと、明らかに二重であると。だから、二重です。これに関しては例外ですから。ということでございます。よろしくお願いします。 ○中野政廣議長 20番 船橋由貴子議員          〔20番 船橋由貴子議員登壇〕 ◆20番(船橋由貴子議員) 20番、船橋由貴子です。議第2号議案「蓮田市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例」について質疑をいたします。  (1)、なぜ監査委員は報酬を支給されるのか。秦議員とのやりとりもありましたけれども、改めてご答弁をお願いいたします。  (2)、ほかに支給される場合はあるか。  以上、2点お願いいたします。 ○中野政廣議長 2番 福田聖次議員          〔「湯谷さんじゃない」と言う人あり〕 ○中野政廣議長 答弁者ですから、いいのですよ。          〔「私が指名されたから」と言う人あり〕 ○中野政廣議長 福田議員が指名されているわけだから、福田議員に答弁をお願いします。          〔何事か言う人あり〕 ○中野政廣議長 だけれども、手を挙げたのは福田議員でしょう。福田議員に答弁を求めます。          〔2番 福田聖次議員登壇〕 ◆2番(福田聖次議員) 文字どおり議長にご指名いただきまして、許可を得ましたので、発言いたします。  ただいまの船橋議員のご質問にお答えいたします。なぜ監査委員は報酬を支給されるのか。これ、先ほどの答弁の繰り返しになります。他市の事例に倣いました。その理由は、恐らく推測ですが、特別に業務が多いということではないかなというふうに推察しております。  (2)で、他に支給される場合はあるかというご質疑でございますが、ないだろうなというふうに考えております。  以上でございます。 ○中野政廣議長 20番 船橋由貴子議員          〔20番 船橋由貴子議員登壇〕 ◆20番(船橋由貴子議員) 再質疑をいたします。  他市事例とのことでしたけれども、具体的にはどのような市町村か、お答えください。  また、ほかに支給される場合がないとのお答えでしたが、この条例の第1条で、消防団員を除くとあります。消防団員を除くというのが第1条にあります。それは、議員が消防団員になっていた場合どうなるのか、お答えください。 ○中野政廣議長 2番 福田聖次議員          〔2番 福田聖次議員登壇〕 ◆2番(福田聖次議員) 船橋議員の再度のご質疑にお答えいたします。  他市の事例、他市は何かということでございますが、久喜市でございます。隣の久喜市でございます。  それと、他に支給される場合があるのではないかとのご指摘、そのとおりでございます。知っていたら教えていただければと思ったのですが、勉強不足でございました。ご指摘のとおりだと思います。以上でございます。          〔何事か言う人あり〕 ◆2番(福田聖次議員) 消防団員の話ですね。それが支給されるように条例でなっているということであれば、それは同じ条文の中ですから、それを踏襲するしかないのではないかなと思いますけれども。  以上でございます。 ○中野政廣議長 20番 船橋由貴子議員          〔20番 船橋由貴子議員登壇〕 ◆20番(船橋由貴子議員) 他市事例ということで、久喜市しか名前が挙がらなかったのですけれども、ほかの自治体はないのでしょうかということが一つと、あと消防団員が支給されるということは、では監査委員と消防団員は二重支給になるということかと思いますが、そのあたり、支給の有無の精査が必要になるのではないかというふうに考えます。そのあたりはいかがでしょうか。 ○中野政廣議長 1番 湯谷百合子議員          〔1番 湯谷百合子議員登壇〕 ◆1番(湯谷百合子議員) 再質疑にお答えいたします。  他市の事例ということで、今日、残念ながらすみません。データを持ち合わせてこないのでありますが、埼玉県全市、議会事務局に問い合わせました。そして、つくっております。大体がやはり条例で議員の参加が義務付けられている委員会、都市計画審議会が主なものでありますが、その都市計画審議会すら支給しないと。ほぼ監査委員に対しては支給をするという市が多かったように思います。主に久喜市の条例をもとにつくらせていただきました。  そして、今消防団の話が出ました。私たちは、すみません。6条のことばかり考えておりまして、第1条に読みますと、これは特別職の職員で非常勤のものの報酬に関する条例でございます。そして、この第1条に消防団員を除く、この特別職の職員で非常勤のものから消防団は既に除くよとされておりますので、消防団に関しては私たちが第6条で規定する、支給しないのには入らない、このように考えます。  以上です。          〔何事か言う人あり〕 ◆1番(湯谷百合子議員) 私たちは、既に精査をしたと考えております。  以上です。 ○中野政廣議長 ほかに発言通告がありませんので、議第2号議案に対する質疑は終結いたしました。 △議第2号議案の委員会付託の省略 ○中野政廣議長 お諮りいたします。  議第2号議案につきましては、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○中野政廣議長 ご異議なしと認め、さよう決定いたしました。  暫時、休憩いたします。          休憩 午後 5時56分          再開 午後 6時40分 ○中野政廣議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 △討論 ○中野政廣議長 これより、討論を行います。  発言通告がありますので、順次これを許します。  11番 秦邦雄議員          〔11番 秦 邦雄議員登壇〕 ◆11番(秦邦雄議員) 再びこんばんはです。それでは、議第2号議案「蓮田市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例」に対して、反対の立場から討論をさせていただきます。  本改正案でございますが、本改正案の条例につきましては議員が附属機関の委員に就任することの是非をまず私は論ずべきと考えております。本改正条例につきましては、違法ではないが、適当ではないとした行政実例でありますとか、都市行政問題研究会の調査報告書で、議員が市長の設置する審議会等に参画することは、立法機関と執行機関との機関対立型をとる民主的な地方制度の趣旨に反するとしたものが、私は理解するのは、これがベースになって、この条例案が出てきたのかなと思っております。そのもととなる議論なくして、附属機関の報酬、委員報酬のみを支払わないとすることは、問題の根本的な解決に全くなっていないと考えます。  議員報酬と附属機関の委員報酬の二重払いでは、委員報酬が対象とする議員の活動に附属機関の委員活動、これが含まれているとするものと考えます。つまり議員の附属機関への就任が前提となっているということになると思います。逆に言えば、議員の職務遂行の反対給付が議員報酬であり、その中に附属機関の委員報酬が含まれているということから考えますと、委員に就任しないということは、そもそもの職務を遂行していないというふうに考えられるのではないでしょうか。  一方で、先ほどの質疑でも言わせていただきましたが、この改正条例案の中では明らかに議員の活動の範囲外であります開票立会人についても報酬の二重払いであるということで、これもすべきではないというふうに条例上の改正案でございますが、これについては私は間違いであると考えております。私としては、附属機関の委員報酬の支払い停止に反対するものではありません。ありませんが、必要な議論だとか確認を経ていない今の段階での条例改正は、時期尚早であると考え、したがって反対であります。別途機会を設けて議論等を先行してから行うべきであると考えます。  以上、反対の立場からの討論を終わります。 ○中野政廣議長 17番 石川誠司議員          〔17番 石川誠司議員登壇〕 ◆17番(石川誠司議員) 皆さん、こんばんは。大変お疲れさまでございます。17番、石川誠司でございます。はすだ政和会を代表いたしまして、この議第2号議案に対しまして反対の立場で討論させていただきます。  本年4月に統一選挙の結果を受け、新しいこの議会構成になりまして、政策を持っていろいろ闘わせようということで、今回4名の方がこの議案を出されて、しっかりと議論を闘わせるのは、蓮田市の民主主義のためには大変いいことである。これを機会に、さらにこの本会議場の場で積極的に論議が活発化していくというのは望ましいところでございます。  先ほどの質疑、答弁をお聞きしまして、はっきりわかりましたのは、まだこの議案、提案された議案が、しっかり精査、研究することが必要だということであります。他市に倣って監査委員を除いた。質疑の中で、秦議員がしっかりと答弁をするように求めても、数量がどうだ、大変だから大変だというだけでは、しっかり精査、研究したとは言えないのではないか。秦議員の質疑に、次回はきちんと答えられる準備ができてから、再びこの本会議場に出し直すのがよろしいと思うのであります。  今回9月定例会におきまして、早急に結論を出すよりも、先ほど提案者のお一人が、市議会議員が、附属委員の就任に当たっては、就任の是非の議論を前向きに考えてくださる。大変喜ばしい限りでございます。今回この9月で早急に結論を出す必要はないと申し上げまして、反対討論とさせていただきます。皆様のご賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○中野政廣議長 20番 船橋由貴子議員          〔20番 船橋由貴子議員登壇〕 ◆20番(船橋由貴子議員) 20番、船橋由貴子です。日本共産党を代表し、議第2号議案「蓮田市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例」について、反対討論を行います。  私どもは、重複報酬の禁止自体には反対するものではありませんが、今回提案された条例案には精査し、整理し直すべき点が残されていると考え、以下反対理由を述べます。精査すべき点として、条例の第1条で、消防団が除外されていることをご存じなく、この条例そのものを詳細に検討できていないのではないかと感じました。また、監査委員を除く理由について、答弁では業務量の重さについて客観的に判断するのは難しいという旨の答弁がありましたが、そうなりますと監査委員に対する支給の基準が客観的に明確ではないことになります。  以上の理由により、重複報酬の禁止については詳細を改めて精査すべき必要があると考え、反対をいたします。  以上で反対討論を終わります。 ○中野政廣議長 ほかに発言通告がありませんので、討論は終結いたしました。 △採決 ○中野政廣議長 これより採決いたします。  議第2号議案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立少数〕 ○中野政廣議長 起立少数であります。  よって、本議案は否決することに決定いたしました。 △特定事件の閉会中継続審査申し出の報告 ○中野政廣議長 次に、各常任委員長並びに議会運営委員長から、特定事件について閉会中の継続審査としたい旨の申し出がございましたので、お手元に配布しておきましたから、ご了承願います。  〔参照〕        閉会中における特定事件一覧表 ┌───────┬─────────────────────────┐ │委 員 会 名│   特  定  事  件  名         │ ├───────┼─────────────────────────┤ │       │(1)おやべ型1%まちづくり事業について       │ │総務委員会  │(2)シティプロモーション施策について        │ │       │(3)住みよさランキングから見る人口増加策について  │ ├───────┼─────────────────────────┤ │       │(1)地域包括ケアシステムについて          │ │民生文教委員会│(2)スポーツ大会等激励費について          │ │       │(3)病児保育について(病児保育センター視察)    │ ├───────┼─────────────────────────┤ │       │(1)創業支援の取組みについて            │ │建設経済委員会│(2)6次産業化の取組みについて           │ │       │(3)企業誘致の取組状況について           │ ├───────┼─────────────────────────┤ │       │(1)タブレットの導入と活用について         │ │議会運営委員会│                         │ │       │(2)議会改革の取り組みについて           │ └───────┴─────────────────────────┘ △特定事件の継続審査決定中野政廣議長 お諮りいたします。  特定事件につきましては、各常任委員長並びに議会運営委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査事項として付託いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○中野政廣議長 ご異議なしと認め、さよう決定いたしました。 △市長の挨拶 ○中野政廣議長 以上で、本定例会の議事は全部終了いたしました。  この際、市長から挨拶のため発言を求められておりますので、これを許します。  中野市長          〔中野和信市長登壇〕 ◎中野和信市長 中野政廣議長のお許しをいただきましたので、9月蓮田市議会定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  今議会の会期は、去る8月28日から本日まで31日間にわたる会期でございましたが、ご提案申し上げました議案全て原案のとおりご承認・ご可決・ご認定賜りました。まことにありがとうございます。  過日、9月9日未明から朝にかけて、関東地方を通過した台風15号は、千葉県全域や茨城県南部地域を中心に大規模な停電や大きな樹木の倒木や、それに伴う家屋の倒壊など、甚大な被害をもたらしました。現在も大変な復旧作業が続いております。被災されました地域の皆様には、心からお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復旧、復興をお祈り申し上げます。  当市も、蓮田市地域防災計画に基づきまして、9月6日、金曜日の夕方に開催しました水防会議におきまして、警戒態勢をしいたところでございます。それに伴い、9月8日、日曜日夜から翌9月9日、月曜日午前11時30分までの間、台風の接近に伴う緊急態勢を組みました。部長職全員をはじめ多くの職員で対応いたしました。  当市も、平時は、ふだんは緑豊かな市でございますが、今回のような想定外の強風を伴う台風のような場合には、大きな樹木の倒木などが想定されます。今後も、より一層気を引き締めて日々の執務に当たり、安心安全なまちづくりに努め、取り組んでまいる考えでございます。黒浜緑地の補正予算につきましてもご可決を賜りました。ありがとうございました。  季節は、いよいよ秋本番、今月9月から各地域で地域敬老会が開催されております。平成29年度から身近な会場を使用して、地域単位で開催されておりまして、参加される皆様に大変喜ばれているところでございます。箇所数も増えてまいりました。  10月20日、日曜日には、パルシー多目的広場において、「はすだスポーツフェスタ」が開催されます。従来の市民体育祭が、名称と形を変えまして、より多くの方々に親しまれるスポーツイベントとして生まれ変わります。  10月27日、日曜日には、ハストピア及びパルシーにおいて「やさしさいきいきフェスティバル」が開催されます。  11月3日、日曜日、文化の日には、蓮田市役所で「雅楽谷の森フェスティバル」が開催されます。  11月30日、土曜日には、黒浜公園及び県立蓮田松韻高等学校を中心会場に「蓮田マラソン」が開催されます。まさに、文化・スポーツの秋、各種行事、主な行事だけでもめじろ押しの状況でございます。  議員の皆様におかれましても、ご自愛いただき、これらのさまざまな秋の行事に積極的なご参加をいただければと思っております。  ところで、2つの点について申し述べさせていただきます。1つ目は、行政報告でも申し上げましたが、過日、7月29日からオープンとなりました、黒浜川島地区の新蓮田サービスエリア上り線関連についてでございます。連日、大盛況。高速道路の利用者、外部からの一般利用者ともども大入り、満員の状況にございます。実現に当たり、土屋品子代議士をはじめ、ご尽力いただいた方々、ご協力いただいた多くの方々に心から感謝を申し上げます。  ただいま蓮田市といたしましては、ここにもスマートインターチェンジを設置すべく努力しているところでございますが、本日先ほど、9月27日午後2時、国の事業採択決定の吉報を受けました。ご承知のように、一生懸命進めている当蓮田市のスマートインターチェンジ構想は、従来のSA、今度は新下り線となりますが、と新SA、オープンいたしました上り線でございますが、この上り下り4方向の出入りが可能となる事業でございます。利用車種は大型車対応となります。この度、この事業が採択となり、正式に決定となったわけでございます。まさにビッグニュース。この事業完成の暁には、蓮田市のまちづくりにとっては、まさに多方面にわたって、また将来にわたって発展効果をもたらす大きな出来事となりました。  平成18年5月、市長就任以来、13年間取り組み続けてまいりました事業でございます。いっときは、反対運動や某テレビ局の「噂の東京マガジン」でも放映、批判されました。あのとき、ちゅうちょ、断念していたら、ここまでの発展的に続くことはなかったと実感しております。  2つ目は、高虫西部地区産業団地整備事業に係る業務代行予定者の公募開始でございます。当事業は、今後蓮田都市計画事業として、組合施行による土地区画整理事業の手法で整備してまいります。現在は、土地区画整理組合設立準備会からの技術援助の申し出を受けまして、事業者募集への協力を進めているところでございます。  去る9月20日、先週金曜日には、正式に市の公式ホームページを通しまして、募集要項の公開を開始いたしました。第5次総合振興計画で産業集積拠点に位置付けた工業系の大型事業としては、初めての大事業となります。今後の圏央道の4車線化や、東北道蓮田スマートインターチェンジの4方向、大型車対応の整備と相まって、この取り組みもまた大いに将来性が期待できる事業でございます。いよいよ本格的に動き出すこととなりました。私どもといたしましては、職員一丸となって、目的達成のために努力してまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。  長くなりましたが、結びに市議会議員の皆様のますますのご健勝にてのご活躍をご祈念申し上げ、9月蓮田市議会定例会閉会に当たっての御礼のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 △閉会の宣告 ○中野政廣議長 これにて、令和元年9月定例会を閉会いたします。          閉会 午後 6時58分...